Google、Gemini 3.1 Pro公開 推論AIを強化
- 白石 奈々

- 7 時間前
- 読了時間: 2分

複雑タスク対応とエージェント機能を強化、企業導入を加速
米Googleは現地時間2月19日、最新の大規模言語モデル「Gemini 3.1 Pro」を発表した。高度な推論処理とエージェント型ワークフローの強化を軸に、複雑な問題解決への対応力を引き上げる。同社は直近で推論特化モデル「Gemini 3 Deep Think」のアップデートを発表したばかりだ。今回の3.1 Proは、その流れを汲みつつ、実運用を見据えた改良版という位置付けになる。
推論性能を強化
最大のポイントは推論能力の向上だ。抽象的な問題解決能力を測るベンチマーク「ARC-AGI-2」でスコア改善を示し、複数情報の統合や因果関係の整理といった多段階タスクへの対応力を高めた。単発の質問応答ではなく、文脈を横断した分析や意思決定を想定した設計となる。

進化のポイント
Gemini 3.1 Proが狙うのは高速なテキスト生成ではない。複数ソースを横断して情報を整理し、因果関係を踏まえた結論を導く複合処理に強みを持つ。学術分析、ビジネスレポート生成、技術文書の高度解析など専門領域での活用を想定する。
マルチモーダル性能も向上した。テキスト入力からコードを生成するだけでなく、視覚情報を統合した処理も可能だ。アニメーションSVGの自動生成や、複数データを横断したダッシュボード構築など、実務寄りの応用も視野に入れる。
開発者・企業向けに広く展開
開発者はGemini APIを通じて「Google AI Studio」やGemini CLI、Antigravity、Android Studioなどから利用できる。企業向けには「Vertex AI」やGemini Enterprise経由で提供される。一般ユーザー向けにはGeminiアプリや「NotebookLM」への実装も進む。
生成AI市場では、OpenAIやAnthropicの高性能モデルが相次ぐ。Gemini 3 Deep Thinkに続く3.1 Proの投入は、推論特化路線を加速させる動きと言えそうだ。
参照サイト
Google The Keyword
Gemini 3.1 Pro: A smarter model for your most complex tasks


