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Appleの外部決済解禁を受け、「デジタル現金払い!Jamm」がアプリ外決済デモを公開

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 5月9日
  • 読了時間: 2分


image:Jammプレスリリース
image:Jammプレスリリース

アプリ事業者の“Apple税”削減に向けた新たな選択肢


 株式会社Jammは5月8日、Apple社がApp Storeにおける外部決済の利用を一部条件付きで解禁したことを受け、自社のA2A(Account to Account)決済サービス「デジタル現金払い!Jamm」におけるアプリ外決済モジュールのデモUXを即日開発・公開したと発表した。





 「デジタル現金払い!Jamm」は、ユーザーの銀行口座を利用した直接決済を可能にするサービスであり、外部決済を導入するアプリ事業者にとって、Appleが従来課していた最大30%の手数料(いわゆる“Apple税”)を、最大1.8%まで削減できる代替手段となる。同社は、今回公開したデモUXを通じて、アプリ外での決済導線がユーザーにもたらす体験の具体像を提示しており、今後は正式なSDKおよび導入ドキュメントの公開を予定している。


 なお、Appleによる外部決済の解禁は、世界各国での規制強化と独占禁止法への対応の一環として行われたもので、これまでアプリ内課金の収益に対して最大30%を徴収していたAppleに対し、開発者や規制当局から「不当な手数料」との批判が高まっていた。特に欧州連合(EU)では、デジタル市場法(DMA)の施行により、Appleはサードパーティによるアプリ配布や外部決済手段の導入を容認せざるを得なくなっている。日本国内でも公正取引委員会がこうした動向を注視しており、今後の制度整備に対する期待が高まっている。



参照サイト

株式会社Jammプレスリリース


 

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