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ChatGPTが進化!友達や同僚と一緒に話せる「グループチャット」機能を試験導入

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 11月17日
  • 読了時間: 2分

ChatGPTが進化!友達や同僚と一緒に話せる「グループチャット」機能を試験導入
image : OpenAI

リンクを共有するだけで簡単参加。AIが会話に自然に参加し、アイデア出しや予定調整もスムーズに


 米OpenAIは現地時間11月13日、ChatGPTに複数人でAIを交えて会話できる「グループチャット」機能を試験導入した。これにより、友人や家族、同僚などが一つのチャットで意見交換を行いながら、予定調整やアイデア出しを進められるようになる。日本、ニュージーランド、韓国、台湾のモバイル版・ウェブ版ChatGPTで段階的に利用が開始され、無料プランと有料プランのGo/Plus/Proで利用できる。

 参加方法はシンプルで、チャット画面右上の人物アイコンから1~20人向けの招待リンクを生成し、共有するだけでよい。初回は名前や写真の登録が必要で、作成したグループはサイドバーの専用セクションからすぐに呼び出せる。


自然な対話体験と基本機能のサポート

 グループチャットではGPT-5.1 Autoが応答し、参加者のプランに応じて最適なモデルが自動選択される。検索やファイル・画像のアップロード、画像生成、音声入力などの基本機能は利用可能だが、Canvasや高度な分析機能など一部上位機能はまだ非対応である。   

 ChatGPTは会話の流れに応じて必要なときだけ発言するため、余計な割り込みが起きにくい。ユーザーが名前で呼びかけると応答し、絵文字リアクションやプロフィール写真を参照した画像生成にも対応するなど、よりパーソナルなやり取りが可能だ。


ChatGPTのグループチャット画面
image : OpenAI

カスタム指示と安全性への配慮

 グループごとにカスタム指示を設定でき、トーンや目的を最適化できる。通知設定やメンバー管理もまとめて操作できる。プライバシー面では個人チャットと完全に区別され、個人メモリの共有は一切行われない。さらに、18歳未満が参加するグループでは自動で内容制限が適用され、必要に応じて保護者が機能を無効化することも可能だ。


 今回の試験導入は、より多くの地域やプランへの展開に向けた初期ステップであり、ユーザーの反応を踏まえながらChatGPTを“共創の場”として進化させるための重要な試行段階となっている。



参照サイト

OpenAI公式サイト ニュース

Piloting group chats in ChatGPT


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