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バッファローが見据える次の時代──Wi-Fi 7とUSB-C時代に対応する新戦略とは

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 2025年6月23日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年8月29日


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ネットワークインフラとユーザーニーズの変化を見据えたバッファローの現在地と、これからの展望が明確に読み取れる




ルーターやストレージ製品で高い認知を誇る株式会社バッファロー。今回、取材の申し込みに対して、同社よりメール形式での丁寧な回答が寄せられた。その内容からは、ネットワークインフラとユーザーニーズの変化を見据えたバッファローの現在地と、これからの展望が明確に読み取れる。



中核を担う4つの製品カテゴリー

バッファローの主力製品は、大きく分けて「ネットワーク」「ストレージ」「サプライ」「法人向け」の4つに分類される。


ネットワーク分野では、“AirStation”ブランドのWi-Fiルーターを軸に、家庭やオフィスなど多様な利用環境に応じたネットワーク機器を展開。ストレージ分野では、ハードディスクやSSD、NAS(“LinkStation”)などをラインナップし、併せて「バッファロー正規データ復旧サービス」によるデータサポートも提供している。


また、マウスやUSBハブ、ケーブルといったサプライ製品では、スマートフォンやPCとの親和性を高めるアイテムを豊富に揃えている。法人向けには、無線LANアクセスポイント「AirStation Pro」や法人向けNAS「TeraStation」、それらを一括管理するソフトウェアや保守サービスなど、業務利用に対応した製品群も展開中だ。



注力するのはWi-Fi 7と“脱iCloud”ニーズ

近年の重点領域として同社が挙げるのが、Wi-FiルーターとiPhone関連製品だ。


Wi-Fiルーターについては、コロナ禍から5年が経過し、当時購入された多くのルーターが買い替えの時期を迎えている。動画視聴やゲームといった用途の広がりに伴い、通信量は増加の一途をたどる中、同社では最新規格「Wi-Fi 7」への移行を強く訴求している。


一方、iPhoneのUSB-C対応を背景に、ユーザーの間では“脱iCloud”の動きが広がりつつある。外付けストレージを用いたローカル保存のニーズに対応する形で、以下のような関連製品に力を入れている。


  • 写真バックアップアプリ:2024年11月にリリースされたこの無料アプリは、USB-C対応iPhoneと外付けストレージ間の簡易なデータバックアップを実現。すでに14万ダウンロードを突破している。

  • 外付けSSD:特に250GBおよび500GBモデルが好調で、MagSafe対応製品も注目を集めている。

  • USB-C関連アクセサリ:PD対応充電器や高耐久ケーブル、iPhoneの「探す」アプリ対応スマートトラッカーなどもラインナップを強化している。



最新製品ラインナップ

最新の注目商品としては、以下の3製品が挙げられる。


  • WSR3600BE4Pシリーズ:Wi-Fi 7対応のデュアルバンドルーター。コンパクトな筐体と簡単設定を可能にするアプリによって、初めての買い替えユーザーでも扱いやすい製品となっている。

WSR3600BE4P-BK
WSR3600BE4P-BK

  • SSD-PMSU3Aシリーズ:iPhoneのMagSafeに対応した外付けSSD。ProRes 4K動画の撮影に適しており、高速なデータ転送にも対応。

SSD-PMS2.0U3-BA
SSD-PMS2.0U3-BA

  • BSST01BK/Nシリーズ:iPhoneの「探す」アプリと連携可能なスマートトラッカー。鍵や財布などの紛失防止に役立つ。

BSST01BK/N
BSST01BK/N


ネットワークからライフスタイルへ

今回のメール取材からは、バッファローが単なるネットワーク機器メーカーの枠を超え、より幅広いユーザーのライフスタイルに密着する存在を目指していることが伝わってくる。Wi-Fiやストレージという基盤の上に、新たな使い方や体験を提案する──それが同社のこれからの戦略の核といえそうだ。



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