ChatGPT、米国で広告表示テスト開始 Free/Go対象
- 白石 奈々

- 5 時間前
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有料プランは非表示、広告回避はオプトアウトやアップグレードで対応
米OpenAIは現地時間2月9日、対話型AI「ChatGPT」で広告表示のテストを米国向けに開始した。対象となるのはFreeプランおよび低価格のGoプランを利用する成人ユーザーで、PlusやProといった上位の有料プランでは広告は表示されない。なお同社は現地時間1月16日、利用拡大施策の一環として広告テストの実施計画をすでに公表していた。
回答品質とプライバシーへの配慮
広告はAIの回答領域とは分離されたスポンサー枠として配置され、生成内容や順位付けに影響しない設計となっている。広告主が個別の会話内容や個人情報へアクセスすることはなく、取得できる情報も閲覧数やクリック数などの統計データに限定される。また、未成年ユーザーや健康・政治といった機微性の高い話題では広告は表示されない。

無料提供を支える収益モデルの模索
今回の取り組みは、無料および低価格帯プランを維持するために必要なインフラ投資や運用コストを補う収益源として、広告を位置付けるものだ。広告を表示したくない場合は、PlusまたはProプランへアップグレードするか、無料プランで広告をオプトアウトし、1日あたりの無料メッセージ数を減らすことで対応できる。
対話型AIビジネスの転換点
生成AIの普及に伴い、計算資源や研究開発費は増大を続けている。サブスクリプション中心だった収益構造に広告を組み合わせる今回の試みは、対話型AIサービスの持続的運用を模索する動きの一環といえる。段階的な検証を通じて、今後の提供範囲や広告形式の最適化が進むかが焦点となる。
参照サイト
OpenAI ニュース
ChatGPT での広告のテスト

