Apple、SiriのAI改良の一部を延期すると発表
- 藤崎 翔太
- 3月10日
- 読了時間: 1分

「Siri」の人工知能の改良を2026年まで延期すると発表しました
Appleが自社で開発しているAI「Apple Intelligence」は、他社に比べてスピード感が若干劣ることろが気になります。
遅延の理由が少し分かりにくい
発表の文言は以下の通りになります。
「よりパーソナライズされたSiriに取り組んでおり、ユーザーの個人的なコンテキストをより認識させ、アプリ内やアプリ間でユーザーのために行動を起こす能力を与えている」
この文言から以下のことが想像されます。
AIによる音声認識、自然言語処理の改良を行っている
アプリ内処理のためにSiriを組み込むAPI的なものを開発している
アプリ間連携のための機能を開発している
Appleは単なるAI技術の開発にとどまらず、デバイスに組み込むことでユーザーにどのような利便性を提供できるのかという点に注力しているように見受けられます。
AIはあくまでツールであり、どのようなアウトプットでユーザーに提供されるのかという観点では、デバイスメーカーであるAppleは強みを発揮できると考えられます。
(Source:Reuters)