Apple、開幕間近のWWDC2025のイベントロゴを公開

WWDC2025は、現地時間6月9日 (日本時間6月10日午前2時) に開幕

Appleのワールドワイドマーケティング担当上級副社長 (Senior Vice President, Worldwide Marketing) 、Greg Joswiak（グレッグ・ジョズウィアック）氏は、自身のXアカウントにてWWDC2025のイベントロゴを公開した。

また、公式サイトには新しいイベントロゴとともに、「Sleek peek.」という言葉が使われている。これは「Sneak peek」をもじった表現だ。

Sneak peek（正しい表現）
- 「（こっそり）チラ見せ」「予告編」「先行公開」などの意味で、映画・商品・プロジェクトのプロモーションなどでよく使われる。
Sleek peek（非標準の表現）
- 「sleek（洗練された、なめらかな）」と「peek（のぞき見）」をかけた造語や言葉遊びの可能性がある。
- 例: ファッションやテック製品などのスタイリッシュな「チラ見せ」に対して、印象的に使う場合など。

イベントロゴデザインとSleek peekというワードから、このイベントロゴが新しいデザインのヒントになっていると考えられる。

2025年6月9日から13日まで開催されるAppleの年次開発者会議「WWDC 2025」では、主にソフトウェアの進化とAI機能の強化が注目されている。

OSの刷新と統一感のあるデザイン
Appleは、iOS 26、iPadOS 26、macOS 26（コードネーム「Tahoe」）、watchOS 26、visionOS 26など、主要なOSの新バージョンを発表する予定だ。これらのOSは、visionOSにインスパイアされた新しいUIデザイン「Solarium」を採用し、プラットフォーム間での統一感を高めることを目指している。
Apple Intelligenceの進化
昨年導入されたAI機能群「Apple Intelligence」は、今年さらに強化される。特に、バッテリー管理の最適化や、開発者向けのAIモデル統合SDKの提供が予定されている。ただし、Siriの大幅なアップデートは2026年に延期される可能性があり、今年の発表では限定的な改善にとどまる見込みだ。
ゲーム体験の向上
iOS 26では、新たにゲーム専用アプリが導入され、実績の追跡やフレンドとの接続、ゲームパフォーマンスの最適化など、ゲーマー向けの機能が強化される。
eSIMの柔軟な移行
iOS 26では、iPhoneとAndroid間でのeSIMの移行が可能となり、ユーザーの利便性が向上する。
ハードウェアの発表は控えめ
今年のWWDCでは、主にソフトウェアに焦点が当てられ、ハードウェアの大きな発表は期待されていない。ただし、M4 Ultraチップを搭載したMac Proの発表の可能性は残されている。