Apple、Ray-Ban Metaグラスに匹敵するスマートグラス用チップを設計中
- 藤崎 翔太
- 5月9日
- 読了時間: 2分
更新日:5月29日

Appleは少なくとも1年前から競合製品を検討しており開発を進めることを決めた模様
先日、BloombergのMark Gurman氏は、自身のニュースレター「Power On」にて、Appleがスマートグラスの開発を続けていると報じた。
同氏によれば、Appleは現在、Meta社のRay-Ban Metaグラスに対抗するスマートグラス用の新しいチップを開発中であり、2026年か2027年に大量生産を開始し、今後2年ほどで発売することを目指しているという。
Ray-Ban Metaグラスとは
Ray-Ban Metaグラスは、Meta(旧Facebook)とアイウェアブランドRay-Ban(レイバン)が共同開発したスマートグラスである。見た目はスタイリッシュなサングラスだが、音声アシスタント、カメラ、スピーカー、マイクなどの機能を備えており、旅先での撮影、ビデオ通話、外出中の音楽・Podcast視聴、ライブストリーミングといった用途で活用できる。
Appleが目指すスマートグラス
Appleのスマートグラスも、Metaグラスと同様に写真撮影、ビデオ録画、翻訳機能などのAIと連携した機能を搭載しつつ、同社が目指すAR(拡張現実)の実現を視野に入れていると考えられる。環境をスキャンして対象物を説明したり、製品に関する情報を調べたり、道案内を行ったりするVisual Intelligenceのような機能の統合も期待される。
Appleがスマートグラス用に設計しているチップは、iPhoneなどのデバイスに搭載されているチップよりも消費電力が少なく、Apple Watchに使われているチップをベースにしている。
(Source:MacRumors)