ネット銀行が企業向けメインバンクで存在感拡大「2025年 全国メインバンク調査」
- 桜井 未来

- 2025年9月25日
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GMOあおぞらネット銀行の利用企業数急増、スピーディーな口座開設と低コストが選ばれる理由
企業の銀行選びに変化が生まれている。従来型の大手銀行が依然として多数の企業から支持を集める中、ネット専業銀行が新規法人や小規模企業を中心に存在感を増している。デジタル化を活用したスピーディーで便利なサービスが、法人向け銀行選びの新たな潮流を作り出している。
GMOあおぞらネット銀行、取引企業数が1年で倍増
東京商工リサーチの「2025年 全国メインバンク調査」によると、GMOあおぞらネット銀行はメインバンクとして利用する企業数を前年の890社から1,958社へと倍増させ、増加率では2年連続で首位となった。住信SBIネット銀行、PayPay銀行、楽天銀行も上位に入り、上位4行の取引企業数はいずれも2,000社前後を確保。第2地銀や信用金庫と同規模にまで急拡大しており、ネット銀行が法人金融の選択肢として定着しつつあることを示している。

ネット銀行は小規模・新設法人に強み
ネット銀行は、振込手数料の低さや口座開設の迅速さに加え、口座振替先の拡充など実務面での利便性を追求しており、企業の効率的な資金管理を支えている。特に小規模企業や創業間もない法人での導入が進んでおり、業歴3年未満や従業員5名未満の企業が多い。AIによる自動融資や会計ソフトとの連携など、デジタルツールを駆使した効率的な運営が可能な点も、従来型銀行との差別化に直結している。
今後の焦点はAIとAPIでのサービス拡充
企業の銀行選びは、信用力と利便性の両方を天秤にかける段階に入りつつある。ネット銀行は新規法人や小規模事業者向けに、俊敏性とテクノロジー活用を武器に存在感を増している。今後はAIやAPIを活用した融資・決済サービスの拡充が、法人向け銀行競争のカギを握ることになりそうだ。
参照サイト
株式会社東京商工リサーチ TSRデータインサイト
2025年「全国のメインバンク」調査 ~GMOあおぞらネット銀行 メイン社数の増加率2年連続トップ~

