ソニー、新型「Xperia 10 VIII」発表 決済起動機能を搭載


ディスプレイと音質を強化し、決済アプリを素早く呼び出せる新機能を備えた新型スマートフォン。発売は9月中旬以降を予定。
ソニーは、スタンダードモデルのスマートフォン「Xperia 10 VIII(エクスペリア テン マーク エイト)」を商品化する。ディスプレイの最大輝度と音量・音質を前モデルから引き上げたほか、決済やポイントサービスをすぐに呼び出せる新機能「Point & Payメニュー」を搭載した。
屋外での視認性を高めたディスプレイ
画面の最大輝度を前モデル「Xperia 10 VII」比で約50%向上させた。周囲の明るさに応じて色味を自動調整する機能も備え、屋外で地図アプリなどを使う際の視認性を高めている。

音量と低音を強化したスピーカー
スピーカーの構成とチューニングを見直し、全体の音圧を前モデル比で約15%、低域の音圧を30%以上向上させた。生活音のある環境でも動画や音楽を再生しやすくしている。3.5mmオーディオジャックも引き続き搭載する。
決済アプリをすぐ呼び出せる「Point & Payメニュー」
電源ボタンを2回押すと、あらかじめ登録した決済アプリやポイントアプリを一覧表示し、すぐに起動できる機能を新たに搭載した。レジでの支払いなど、片手ですばやく操作したい場面を想定している。

バッテリーとデザイン
大容量バッテリーにより、想定利用時間で2日間の使用に耐える設計とした。4年使用しても劣化しにくい設計も採用している。メモリーは8GB RAMに加え、最大6GBの仮想RAMに対応し、アプリ切り替えの動作を支える。
デザインでは「Translucent Layer(半透明の層)」をコンセプトに掲げ、背面パネルに透明素材とマットコーティングを採用した。カラーはフロストグレー、フローズンホワイト、ミスティライラックの3色を用意する。なお、SoCやカメラ構成は前モデルから変更されていない。

別売のアクセサリーとして、スタンド機能を備えた専用カバー「Style Cover for Xperia 10 VIII」も用意される。

主な仕様
項目 | 内容 |
商品名 | Xperia 10 VIII |
カラー | フロストグレー、フローズンホワイト、ミスティライラック |
本体サイズ | 約72(幅)×153(高さ)×8.3(厚さ)mm |
重量 | 約168g |
RAM | 8GB(最大6GBの仮想RAM対応) |
バッテリー | 想定利用で2日間駆動、4年後も劣化しにくい設計 |
インターフェース | 3.5mmオーディオジャック |
発売時期 | 9月中旬以降予定(国・地域により異なる) |
※ディスプレイサイズ、カメラ仕様、価格などの詳細は現時点で公表されていない。
発売日と価格、日本展開について
発売時期は9月中旬以降を予定しているが、日本国内での価格や販売キャリアは本稿執筆時点で明らかにされていない。海外では、前モデルからの値上げも報じられており、背景にはメモリーやストレージの部材価格上昇があるとみられる。日本での取り扱いや価格については、続報を待つ必要がある。
性能より「使いやすさ」を磨いた一台
「Xperia 10 VIII」は、SoCやカメラといった基本性能を前モデルから据え置く一方、ディスプレイ・スピーカー・決済動線という、日常的な体験に直結する部分を重点的に改良した点が特徴といえる。派手な性能競争から距離を置き、日々の使い勝手を底上げする方向性は、スタンダードモデルとしての位置づけを明確にするものだ。海外での価格上昇が伝えられる中、日本市場でどのような価格・キャリア展開になるかが、今後の注目点となる。
Xperia 10 VIII 商品ページ:https://www.sony.jp/xperia/products/xperia10m8/




