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xAI、最新AIモデル「Grok 4」を期間限定無料提供開始

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 8月14日
  • 読了時間: 2分

OpenAI、次世代AIモデル「GPT-5」を発表 AIとの対話は新たなフェーズへ
image : Grok


xAIが新たな一手、利用制限付きで全世界ユーザーに開放


 イーロン・マスク率いるxAIは現地時間8月11日、自社の最新生成AIモデル「Grok 4」を全世界のユーザー向けに期間限定で無料提供すると発表した。利用には1日あたりのクエリ数制限があり、上限を超える場合は有料サブスクリプションへの移行が必要となる。



 Grok 4は2025年7月にリリースされたばかりで、高度な推論性能やリアルタイム検索との統合、マルチモーダル対応などが特徴。無料ユーザーは、通常は自動的にGrok 4が選択される「Autoモード」を利用でき、明示的にGrok 4を指定する「Expertモード」も選択可能だ。ただし、上位モデル「Grok 4 Heavy」など一部機能は引き続き有料会員専用となっている。


 今回の無料提供は、2025年8月7日にOpenAIがGPT-5を公開した直後に行われた。公式発表では両者の関連について触れられていないが、競合する生成AIモデルの相次ぐ無料化は市場競争の激化を印象づけた。発表後、SNSでは「#Grok4Free」がトレンド入りし、開発者やクリエイターから歓迎の声が上がる一方、利用データの扱いや安全性への懸念も指摘されている。


 関連サービスとして、画像・動画生成ツール「Grok Imagine」も米国ユーザー向けに無料提供され、Android版も新たにリリースされた。Grok 4の無料提供は、生成AIアクセスの拡大と市場競争の激化を象徴する一方で、利用範囲やガバナンスの課題も浮き彫りにしている。期間終了後の提供形態や制限の緩和について、xAIの今後の発表が注目される。



参照サイト

xAI X



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