JR東日本、「Suica・決済システム部門」を新設
- 桜井 未来
- 2月20日
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Suica を「移動のデバイス」から「生活のデバイス」へ
Suicaの進化のための戦略の策定や、移動・決済・様々な生活シーンでの新たな体験や DXの提供に必要な開発等を担う新部門を設立
JR東日本グループは、中長期ビジネス成長戦略「Beyond the Border」に基づき、Suicaを「移動のデバイス」から「生活のデバイス」へと進化させ、ユーザーに応じた体験価値(ライフ・バリュー)を創造する「Suica Renaissance」により、「心豊かな生活」の実現を目指しています。
この「Suica Renaissance」をよりスピーディーかつ強力に推進することを目的とし、2025年3月1日にマーケティング本部の組織改正を行い、「Suica・決済システム部門」が設置されます。「Suica・決済システム部門」は、Suica を「移動のデバイス」から「生活のデバイス」へと進化させるための戦略の策定、移動・決済・地域といった様々な生活シーンにおける新たな体験や DX の提供に必要な開発等を担います。
同社は2024年12月の「Suica Renaissance」のリリースで、26年秋頃にはモバイルSuicaアプリによるコード決済などの新しい決済体験を、28年度にはユーザーに応じた割引やクーポンなどの便利な移動体験の提供を進めるとともに、今後10年以内にはチケットやSF(電子マネー)などのバリューをセンターサーバーで管理するシームレスで便利なサービスを目指すと発表しており、今回発表された新設部門がその中核を担うと思われます。

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JR東日本プレスリリース