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20周年記念iPhoneのディスプレイはフレームもベゼルもない可能性

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 1 日前
  • 読了時間: 2分


20周年記念モデルのiPhoneは、デバイスの4つのエッジをカーブさせる完全なベゼルレス・ディスプレイを採用する可能性がある






韓国を代表するIT・テクノロジー専門のニュースメディア「ETNews」は、Appleが2027年に発売予定の20周年記念iPhoneの開発に着手したと報じた。このモデルは、大々的な革新技術の導入が推進される年として注目されている。


ちなみにAppleは、2017年にiPhone10周年を迎え「iPhone X」を別途発売した際に、有機発光ダイオード(OLED)の初搭載、物理的なホームボタンの廃止、Face IDの導入など、大きな変化を図った実績がある。


20周年記念iPhoneに関して報じられている技術は以下の通りだ。



OLEDディスプレイ駆動チップ(DDI)の導入

OLEDディスプレイ駆動チップ(OLED DDI:Display Driver IC)は、OLEDパネルに映像を表示させるために必要な電気信号を制御・供給する半導体チップである。スマートフォン、テレビ、スマートウォッチなどに使われているOLED(有機EL)ディスプレイの中核を担う存在だ。



FinFETベースでDDIを製作

FinFET(フィンフェット)は、現在主流となっている高性能・低消費電力のトランジスタ構造である。Appleは、低消費電力を実現するためにFinFETを導入したとみられる。これは、人工知能(AI)の活用によってスマートフォンにおける電力消費が非常に重要になったためである。



4面曲げディスプレイ技術

このほか、ピュアシリコンバッテリー、アンダーディスプレイカメラ(UDC)、4面曲げ(Bending)ディスプレイ技術などの開発も進めており、これらが最終的に商用化されるかどうかに注目が集まっている。


ピュアシリコンバッテリーは、グラファイトの代わりにシリコン100%を負極材として使用し、エネルギー密度を飛躍的に高めてバッテリー持続時間を向上させる技術である。UDCはカメラを画面の下に隠すものであり、4面ベンディングはベゼルのないフルスクリーンを実現するための技術である。


(Source:ETNews)


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