「Olive」と「PayPay」が連携 キャッシュレスの利便性を強化
- 桜井 未来
- 11 分前
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三井住友カードとソフトバンク、デジタル分野で業務提携
三井住友カード株式会社とソフトバンク株式会社は、デジタル分野における包括的な業務提携に関する基本合意書を、2025年5月15日に締結したと発表した。
コード決済市場でNo.1のシェアを持つ「PayPay」と、国内クレジットカード市場でトップシェアを誇る三井住友カードが手を組み、両社のスマートフォンアプリを通じて連携を開始する。「PayPayポイント」と「Vポイント」の相互交換も実現し、ユーザーにとってより便利でお得なキャッシュレス決済サービスの提供を目指す。
PayPay と三井住友銀行、三井住友カードの連携内容
① 「PayPay」で三井住友カードを優遇
PayPay アプリでのクレジットカード紐づけ決済において、三井住友カード発行のクレジットカードは従来通り利用料無料。
② 「Olive」で「PayPay」を優遇
「Olive」アプリ内で、PayPay残高の確認や、三井住友銀行口座との間でのチャージ・出金が可能に。
PayPay 残高から三井住友銀行口座への出金手数料が無料に。
フレキシブルペイの支払いモードに PayPay 残高を追加し、 Olive を通じて世界中の Visa加盟店で PayPay 残高による決済が可能に。
③ 「PayPay ポイント」と「V ポイント」の相互交換
PayPay 加盟店でも、Visa 加盟店でも「貯める」「使う」ことが可能に。
他にも、SMBCカードの「Olive」とソフトバンクのデジタルサービスの連携や、ヘルスケアサービスの提供、決済データと人流統計データの活用、生成AIの活用など複数の取り組みが行われる予定だ。
三井住友カードとソフトバンクは、これらの取り組みを通じて社会課題の解決や社会的価値の創出を目指すとしており、今後はモビリティ分野などにおけるさらなる協業も検討していく。
参照サイト
三井住友カード ニュースリリース
ソフトバンク株式会社 プレスリリース
PayPay株式会社 プレスリリース