Galaxy Z Flip7のレンダリング画像がリーク
- 藤崎 翔太
- 6月20日
- 読了時間: 2分

折りたたみ時の背面液晶パネルがついに全画面になる
Android関連のニュースやレビューを中心に取り扱う海外のテクノロジーメディアであるAndroid Headlinesにて、公式とされるレンダリング画像が公開された。
ついに全画面パネルを採用
最も目を引くのは、背面の液晶パネルが全画面仕様になった点だ。Galaxy Z Flip6では、液晶パネルはカメラ部分の手前までにとどまっていた。motorola Razr Ultraは以前から全画面パネルを採用していたこともあり、Galaxy Z Flipシリーズでの採用が待たれていた。
また、見た目にも分かるほど薄型になっている。

予測されているスペック
内部ディスプレイが6.85インチ、カバーディスプレイが約4.0インチとされ、カバー側にはこれまでよりも広い全画面表示のパネルが採用される可能性が高い。プロセッサは、地域によってExynos 2500またはSnapdragon 8 Eliteを搭載するとされており、より高度なAI処理や電力効率の向上が期待されている。メモリは12GB、ストレージは256GBと512GBの2モデルが用意されると見られている。
カメラ構成は、背面に50メガピクセルのメインカメラと12メガピクセルの超広角カメラ、前面には10メガピクセルのインカメラを搭載する。バッテリーは前モデルから増強され、4,300mAhとなる見込みで、これにより持続時間の向上が図られている。充電機能については、従来と同様に25Wの有線充電と15Wのワイヤレス充電に対応する。
ソフトウェアはAndroid 16ベースのOne UI 8を標準搭載し、より洗練されたユーザー体験が提供される。筐体は薄型・軽量化が進められ、全体的なデザイン性と携帯性が向上する見通しだ。
発表は2025年7月初旬
Galaxy Z Flip7は、2025年7月9日または10日に開催されるGalaxy Unpackedイベントで正式発表される見込みだ。発売は例年どおり、発表からおよそ2週間後の7月中旬が予想されており、グローバル市場に続いて日本国内でも順次展開されるとみられている。
価格は、アメリカ市場では256GBモデルが1,099ドルで前モデルと同価格になる可能性が高い。日本では、SIMフリーモデルが約17万円から18.5万円程度になると予想されており、キャリアモデルはやや高めの設定となる見込みである。円安や部材コストの影響はあるものの、大幅な値上げは行われないと見られている。
Galaxy Z Flip7は、デザイン・性能ともに大きく進化し、従来の折りたたみスマートフォンの枠をさらに広げる存在として注目を集めている。
(Source:Android Headlines)