PayPay海外支払いモードが韓国で開始、旅行中もスマホひとつで簡単決済
- 桜井 未来
- 9月17日
- 読了時間: 2分

Alipay+加盟店で残高払い・クレジット決済・送金が可能 現地通貨と日本円の両方を確認できる安心設計
PayPayは9月下旬から韓国で「海外支払いモード」を導入し、日本国内と同じようにアプリで支払い・送金・チャージができる環境を整える。対象となるのは「Alipay+」加盟店で、韓国滞在中のユーザーは店頭のQRコードを読み取ったり、自分のバーコードを提示したりして決済が可能になる。これまで海外旅行ではクレジットカードや現金を使うことが一般的だったが、PayPayの利用が広がれば日本人にとってより馴染みのあるキャッシュレス体験が実現することになる。
決済時には現地通貨と日本円が同時に表示されるため、ユーザーは「いくら使ったのか」を即座に把握できる仕組みだ。為替レートは現地のネットワーク事業者が提示し、その上にPayPayの海外事務手数料(税込3.85%)が加算される。支払い方法は国内と同じくPayPay残高とPayPayクレジットを選択できるため、利用者にとって違和感のない操作感が維持されている。
利用条件としては、日本国内で本人確認(eKYC)を完了している必要がある。また、セキュリティ強化の一環として、海外では通常利用している端末以外からのログインは制限される。不正利用のリスクを抑えることで、旅行先でも安心して利用できる環境を提供する狙いだ。
参照サイト
PayPay株式会社 プレスリリース
PayPayアプリの決済や送金などが海外で利用可能に
「海外支払いモード」のガイドページ