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OpenAIの独自AI端末「Sweetpea」詳細判明?AirPodsを再定義する卵型デバイス

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 1月15日
  • 読了時間: 3分

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ジョナサン・アイブ氏設計の新型音響端末は、卵型の金属筐体に収納する独自形状。2nmチップ搭載でiPhoneの操作代替を狙う。



海外テック分野でリーク情報をXやWeiboで発信するアカウント智慧皮卡丘(Smart Pikachu)によると、OpenAIが進める次世代ハードウェアプロジェクト「To-go」について、驚くべき新事実が浮上したとのこと。これまでベールに包まれていた同プロジェクトの本命は、AirPodsの市場を塗り替えるべく開発されている特殊なオーディオ製品であることが判明。内部コードネーム「Sweetpea(スウィートピー)」と呼ばれるこのデバイスは、単なるイヤホンを超えた「ポスト・スマートフォン」の一翼を担う存在として、2028年に向けたロードマップの最前線に躍り出ている。


既存の概念を覆す「エッグストーン」デザイン

「Sweetpea」の最大の特徴はその特異な外観にある。Appleの伝説的デザイナー、ジョナサン・アイブ氏のチームが主導するデザインは、これまでのウェアラブル端末とは一線を画す。メイン筐体は「エッグストーン(卵型の石)」を彷彿とさせる金属製で、その内部には「カプセル」と呼ばれる2つの小型デバイスが収納されている。使用時にはこのカプセルを取り出し、耳の後ろに装着するスタイルだという。関係者は「これまでに見たことのないユニークな形状」と証言している。


2nmチップ搭載、iPhoneの操作を代替するスペック

内部スペックも妥協がない。メインプロセッサには、次世代の2nmプロセスを採用したスマートフォン級のチップ(SamsungのExynosが有力候補)をターゲットに据えている。特筆すべきは、独自開発のカスタムチップの存在だ。これにより、音声コマンドを通じて「Siri」を含むiPhone側の操作を代替・制御することを目指している。

製造面では、Foxconn(鴻海精密工業)が2028年第4四半期までに計5種類のデバイスを準備するよう指示を受けており、その中には家庭用デバイスやペン型端末も含まれている。しかし、現在はアイブ氏のチームが最優先事項としている「Sweetpea」が開発の先頭に立っており、初年度の出荷目標は4,000万〜5,000万台という極めて強気な数字が設定されている。


製造パートナーFoxconnの「雪辱」

今回のプロジェクトは、製造を請け負うFoxconnにとっても極めて重要な意味を持つ。同社はかつてAppleのAirPods製造受注において、競合のLuxshare(立訊精密)に敗北を喫した苦い経験がある。Foxconn幹部らは、この「Sweetpea」を音響・ウェアラブルカテゴリーにおける覇権を取り戻すための「絶好のチャンス」と捉え、並々ならぬ意欲を見せている。


「スマホを持たない自由」への挑戦状

今回のリークで最も注目すべきは、OpenAIが「iPhoneを置き換える」のではなく「iPhoneの機能を外部から乗っ取る(代替する)」というアプローチを採っている点だ。高額なBOM(部品代)を投じてまでスマートフォン級の演算能力を耳元のデバイスに持たせるのは、LLM(大規模言語モデル)を遅延なく回すためだけではないだろう。

「Sweetpea」が目指すのは、画面を見ることなく、音声とAIエージェントだけで日常のタスクを完結させる世界だ。かつてiPodやiPhoneで世界を変えたジョナサン・アイブ氏が、OpenAIという最強の「脳」を得て、再び私たちのライフスタイルを根本から変えようとしている。それは、私たちが「画面の奴隷」から解放される時代の幕開けになるかもしれない。



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