こいつ…動くぞ！Mac Studioで大規模なDeepSeek R1 AIモデルをローカルで実行
- 藤崎 翔太
- 3月18日
- 読了時間: 1分
M3 Ultraチップを搭載したAppleの新しいMac Studioに512GBのメモリを搭載することを条件
10分の1の電力で実現
テクノロジー製品のレビュー動画で知られ、特にスマートフォン、ラップトップ、カメラなどの最新ガジェットに関する詳細なレビューと、洗練された映像美が特徴の人気YouTuber、Dave2D氏が自身のYouTubeチャンネルでDeepSeek R1 AIモデルの巨大バージョンをローカル環境で効率的に実行できることを実証した。
驚くべきは、Mac Studioが200ワット以下の消費電力でこれを実現していることだ。従来のPCハードウェアで同等の性能を得るには、約10倍の電力を消費する複数のGPUが必要になる。
大規模AIモデルの学習や推論には膨大な計算リソースが求められ、データセンターの電力消費が急増している。これにより、既存の電力供給インフラに大きな負荷がかかる可能性があるため、低消費電力チップの開発や省エネルギーなAIアルゴリズムの研究が進められている。
電力問題やプライバシー・セキュリティの観点から、個人やクローズドな企業内でのAI活用はまだ実現できないと思われていたが、例えば金融・医療・政府機関などの分野においてAIを手軽に活用できる未来は、すぐそこまで来ているのかもしれない。
