MacBook Pro、iPad Pro、Vision Proに搭載されるM5チップの量産が開始
- 藤崎 翔太
- 2月6日
- 読了時間: 2分
更新日:9月3日

今年のMacBook Pro、iPad Pro、Vision Proには、M5チップが搭載されると予想されています。
新しいサプライチェーンレポートによると、このチップは現在、量産体制に入っているとのことです。
2025年リリースの3製品向けM5チップ
M5チップはAI性能の強化が見込まれており、これまでのMシリーズチップとは多少異なる設計になる可能性が示唆されています。また、以下の製品への採用が期待されています。
MacBook Pro
iPad Pro
Vision Pro
Vision ProとM5チップ
visionOSの全プロセスとApple Intelligenceを同時に処理するには、現行のチップではパワーが不足すると考えられており、このチップはApple Intelligence機能を空間コンピュータにもたらすと期待されています。なお、それ以外のハードウェアデザインについては、大きな変更はないと予想されています。
MacBook ProとM5チップ
Ming-Chi Kuo氏のレポートによると、MacBook Proは新しいチップパッケージングプロセスによって、大幅に性能が向上する可能性があるとされています。
アップルのAシリーズとMシリーズのチップの重要な要素の1つは、1つのパッケージ内にすべてのコンポーネントを緊密に統合したSoC(System-on-a-Chip)設計だ。これにはCPUとGPUの両方が含まれる。
しかし、新しいレポートによると、M5 Proチップはパフォーマンスの向上と生産歩留まりの改善、さらにはAI性能の強化を目的として、CPUとGPUをより分離させるという異なるアプローチを取る可能性があるとされています。
MacBook Proの旧モデルからのアップグレードを検討している方は、より薄く、軽量化された「全面的な再設計」が予定されていると噂されている2026年モデルまで待つのも良いかもしれません。
(Source:9to5Mac)