平和堂×三菱UFJ銀行、スーパー初のデジタルバンク「HOPBANK」を正式提供

桜井未来
6 時間前
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日常の買い物と銀行取引をアプリひとつで管理、ポイント還元で家計をお得にサポート

　平和堂と三菱UFJ銀行が共同で進めていたデジタルバンクプロジェクト「HOPBANK」が、2025年12月1日から正式にサービス提供を開始した。このサービスは、買い物ポイントと銀行サービスを一体化させた個人向けデジタルバンクで、日本のスーパーマーケット業界で初の取り組みとされる。

HOPBANKで銀行取引がポイントに直結

　HOPBANKは、三菱UFJ銀行のBaaSプラットフォーム「＆BANK」を活用して提供される。スマートフォンアプリをダウンロードし、HOPポイント番号と連携することで、預金、振込・振替、明細確認などの日常的な銀行取引が利用できるほか、住宅ローンやカードローンなどの申し込みもアプリを通じて行うことが可能。さらに、銀行取引に応じてHOPポイントが付与される仕組みが導入されており、給与受け取り、公共料金の振替、HOPマネーへのチャージなどでポイントを獲得できる。

デジタルでも安心のサポート体制

　銀行手続きはスマホで完結できるが、デジタルに不慣れなユーザーには、平和堂の対象店舗で口座開設やアプリ操作の対面サポートを実施する。また、金融リテラシー向上を目的とした店舗セミナーも展開され、「デジタルだけど安心して使える」サービス設計を目指している。

登録とキャンペーンで最大8,100ポイント獲得

　サービス開始を記念して、2025年12月1日～2026年2月28日まで、新規口座開設および一定額以上の入金・チャージで最大8,100 HOPポイントが付与されるキャンペーンを実施している。さらに、三菱UFJ銀行の住宅ローンやマイカーローン、カードローン契約に伴う特典ポイントや、恒常プログラムとして毎月の給与・年金の受け取り、2件以上の口座引き落としなど、一定条件を満たすと毎月ポイントが付与される特典も用意されている。