Google Store 表参道が開業、米国外初の旗艦店に
- 藤崎 翔太

- 2 日前
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Googleは8月13日、東京・表参道に米国外初の直営旗艦店「Google Store 表参道」を開業した。最新Pixelの体験に加え、AIを使った生成体験も提供する。
Googleは、公式ブログで東京・表参道に新たな直営旗艦店「Google Store 表参道」をオープンしたと発表した。米国外では初となる旗艦店で、店内は3つのフロアで構成される。最新デバイスの購入だけでなく、Geminiなど同社のAI技術を体験できる場として設計されている。
東京から始まった25年、旗艦店誕生の背景
Googleは2001年、海外拠点の第一号として東京にオフィスを開設した。今年で日本進出から25年の節目を迎えることを踏まえ、その記念として米国外初の旗艦店を表参道に構えた。出店場所には、カルチャーとテクノロジー、ファッションが交差する街として表参道を選定した。店舗はGoogle Storeとして11店舗目にあたり、既存店の中で最大の規模となる。所在地は東急プラザ表参道「オモカド」内で、建物の面積は約1158平方メートルに及ぶ。
温かみを意識した空間デザイン
外観のファサードには、賑やかな表参道の街並みに対して静けさを持たせるデザインを採用した。夜間は、和紙の提灯を思わせる柔らかな光を灯す。内装には木目や柔らかな色調を用い、無機質さを避けた温かみのある空間づくりを行っている。
1階、最新デバイスと限定インスタレーション
1階では、Pixel 11シリーズをはじめ、Pixel WatchやFitbitなどのウェアラブル製品、Google Homeなどのスマートデバイスを実際に手に取って試すことができる。スマートフォンケースの着せ替え需要に対応し、壁面には多数のケースを展示するスペースを設けた。
同フロアには、Googleのハードウェアデザイナーが手がけたアートインスタレーション「California Dreaming: Landscape of Colors」も展示されている。カリフォルニアの自然とインダストリアルデザインを融合させた作品で、表参道店限定の展示となる。
このほか、日本限定のアクセサリー「Recrafted by Google Pixel」も販売する。製品開発の過程で生じた繊維素材を再利用し、色や組み合わせを手作業で仕上げたコレクションで、ストラップやチャームなど全6種類、価格はいずれも5,500円。数量限定での取り扱いとなる。

2階、AIを体験する「Pixel Studio」
2階には、AIモデルを使った体験ゾーン「Pixel Studio」を設けた。主な体験内容は以下の通り。
超解像ズーム体験:Pixel 11 Proが備える120倍の超解像ズーム機能を疑似体験できるコーナー
アバター生成ブース:利用者の写真をもとにGeminiがオリジナルアバターを生成する、表参道店限定のコンテンツ。生成したアバターはカードとして持ち帰れるほか、データの保存も可能
写真・動画生成ブース:動画生成モデル「Veo」や画像生成モデル「Nano Banana」を用いたフォトブース。店舗限定のフィルターを複数用意
3D世界生成ブース:文章から3D空間を生成する研究プロトタイプ「Project Genie」を体験できるコーナー。Google DeepMindのGenie 3モデルを使用する
フロア内にはイベントスペースも設置し、製品の使い方に関するワークショップや、クリエイター・コミュニティを招いたイベントを定期的に開催する予定。開催情報は今後、Google StoreオンラインやGoogle Japanの公式アカウントで発信するという。店舗限定の公式グッズも扱っており、開業時点でトートバッグや文房具、食器など25種類を用意した。
地下1階、購入後も支える手厚いサポート
地下1階は、購入後のサポートを中心としたフロアとなる。主なサービスは次の通り。
端末の初期設定やデータ移行などに対応する1対1の対面サポート
Pixelスマートフォン・Pixel Watchの店頭修理(在庫状況によっては即日対応も可能)
Google Storeオンラインで注文した製品の店頭受け取り
返品や下取り、保証サービス「Pixel Care+」の延長保証手続きなど
修理や購入・設定サポートは、オンライン予約と直接来店のいずれでも利用できる。このフロアにはギャラリースペースも設けられており、リサイクル素材や環境配慮部品を用いたアート作品を通じて、同社のサステナビリティへの取り組みを紹介している。

開業日・店舗概要
Google Store 表参道は2026年8月13日に開業した。営業時間は10時から20時までで、開業初日のみ14時から20時までの営業となる。支払いはVisa、Mastercard、JCB、American Expressの各クレジットカードのほか、PayPay、Paidy、Googleストアポイントに対応する。SIMフリー端末のみの取り扱いで、通信キャリアとの契約はできない。開業初日の来場者先着1,000名には、ステッカーやトートバッグなどのノベルティが配布された。
項目 | 内容 |
名称 | Google Store 表参道 |
開業日 | 2026年8月13日(木) |
所在地 | 東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道「オモカド」内 |
営業時間 | 10:00〜20:00(初日のみ14:00〜20:00) |
建物面積 | 約1,158平方メートル |
フロア構成 | 地下1階〜2階の3層 |
提供サービス | 製品の体験・販売、対面サポート、店頭修理、ワークショップ等 |
支払い方法 | Visa、Mastercard、JCB、American Express、PayPay、Paidy、Googleストアポイント |
AI体験を軸にした店舗戦略の一環
Google Store 表参道の開業は、単なる旗艦店の出店にとどまらず、Pixel 11シリーズの発表とほぼ同時期に実施された点が特徴といえる。デバイスの販売と並行してGeminiやVeoといった生成AI技術を来店者に直接触れさせる構成は、AI技術の一般認知を広げる狙いも読み取れる。日本市場を米国外で最初の旗艦店の地に選んだ点も、同社が日本のユーザー層やカルチャーを重視している姿勢の表れといえるだろう。




