Google、Sakana AIと戦略的パートナーシップを締結
- 白石 奈々

- 1 時間前
- 読了時間: 2分

進化的AI研究を軸に、大規模モデルと計算基盤を活用
Sakana AIは1月23日、Googleと戦略的パートナーシップを結んだと発表した。Googleは同社に資金提供を行い、研究開発面でも連携を進める。研究主導型の国内スタートアップとグローバルIT企業が本格的に協業する事例として、AI業界で注目を集めている。
元Google研究者が率いる研究主導型スタートアップ
Sakana AIは、進化的アルゴリズムや複数のAIが協調して動作する自律的なシステム設計を研究してきた。単体モデルの性能競争とは異なり、AIが自ら改善を続ける仕組みを重視する点が特徴だ。共同創業者でCEOを務めるデビッド・ハー氏は元Googleの研究者で、研究と実装の両面に精通している。
「Gemini」を含むGoogleのAI基盤を研究開発に活用
今回の提携により、Sakana AIはGoogleの計算基盤やAIモデルを研究開発に活用できるようになる。大規模言語モデル「Gemini」をはじめとした技術を用い、科学研究の自動化や高度なAIエージェントの検証を進める。最先端モデルを前提とした環境は、研究スピードを大きく引き上げる要因となる。
双方向の知見共有が日本のAI競争力を押し上げる
Sakana AIが研究や実運用を通じて得た知見をGoogle側へ還元することで、双方向の技術的改善も見込まれる。こうした協業は、金融や行政など高い信頼性が求められる分野へのAI導入を後押しする可能性がある。日本発AIスタートアップが国際競争の中で存在感を示す動きとしても注目される。
参照サイト
Sakana AI Blog
Sakana AI、Googleとの戦略的パートナーシップ締結を発表


