Google、調査特化型AI「Gemini Deep Research」をAPI公開
- 白石 奈々

- 2025年12月15日
- 読了時間: 2分

複数ステップ検索に対応、Google検索やVertex AIにも展開へ
米Googleは現地時間12月11日、複雑な情報調査を自律的に行うAIエージェント「Gemini Deep Research」を、開発者向けにAPIとして提供開始した。Gemini APIの一機能として利用でき、検索や情報整理を含むリサーチ工程全体をAIに任せられる。
複数ステップで調査を進めるAIエージェント
Gemini Deep Researchは、調査計画の立案、情報検索、内容の整理を段階的に実行する設計となっている。単発の回答生成ではなく、調査を重ねながら情報を深掘りし、根拠を整理したレポートを生成する点が特徴だ。推論の中核にはGemini 3 Proが採用されている。
ベンチマーク結果が示す性能
Googleが公開したベンチマークでは、多段階の情報探索能力を測る「DeepSearchQA」で66.1%を記録し、競合モデルを上回る結果となった。また、高難度の知識・推論テストでも46.4%を達成しており、複雑な調査タスクへの強さが示されている。

Google主要サービスやVertex AIへ展開
今後、Gemini Deep ResearchはGoogle検索、NotebookLM、Google Finance、Geminiアプリ内でも順次アップグレードされる予定だ。さらに、エンタープライズ向けにはGoogle Cloudの「Vertex AI」への導入も進められており、企業が自社データを活用した高度なリサーチ環境を構築できるようになる。
調査業務を担うAIが実用段階へ
Gemini Deep Researchの展開は、AIが単なる回答生成を超え、調査や分析そのものを担う段階に入ったことを示している。GoogleはAIをリサーチ業務の中核に据え、開発者から企業まで幅広い活用を狙う構えだ。
参照サイト
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Build with Gemini Deep Research

