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Google、画面なしフィットネストラッカー「Fitbit Air」と AI 健康コーチを発表

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 1 日前
  • 読了時間: 4分

image:Google
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GoogleがFitbit初のスクリーンレストラッカー「Fitbit Air」とAI搭載の「Google Health コーチ」を発表。5月26日に16,800円で発売する。





Fitbit とウェアラブルの新展開

Google は2026年5月7日、新トラッカー「Google Fitbit Air」、新しい Google Health アプリGoogle Health コーチの3つを発表した。同社によると、ユーザーが自らの健康を主体的に管理し、継続的かつ先見的なサポートを受けられる包括的な体験の提供を目指すとしている。


Fitbit Air の特徴:画面なし・軽量・常時装着

Google Fitbit Air は、軽量で画面のないトラッカーとして Fitbit のウェアラブル製品ラインナップに加わる。シンプルで手頃な価格、そして 24 時間装着していても快適なデザインを実現した製品だ。

ディスプレイを持たない「ぺブル(pebble)」と呼ばれる小型本体を備えたバンドタイプで、WHOOP や Oura のような常時装着型ウェアラブルに近いコンセプトで設計されている。



ぺブル本体の重量は5.2g、バンド込みでも12gにとどまる。搭載センサーについては、24時間心拍数測定、心房細動(AFib)アラート付きの心拍リズムモニタリング、血中酸素ウェルネス(SpO2)、安静時心拍数、心拍変動(HRV)のほか、睡眠ステージや睡眠時間のトラッキングにも対応する。

バッテリー駆動時間は最大1週間で、5分の急速充電で1日分の駆動時間を確保できる。また、水深50mまでの耐水仕様で、Android と iOS の両方に対応する。

画面がないことでの使い勝手については、詳細なインサイトを確認したい場合はスマートフォンの Google Health アプリを使用し、それ以外の時間は通知に邪魔されず過ごせる設計だ。

競合製品の WHOOP とは異なり、サブスクリプション契約がなくてもコアとなるトラッキング機能は引き続き利用できる。サブスクリプションは主に AI コーチング機能の利用に必要となる。


Google Health コーチ:Gemini 搭載のパーソナル健康 AI

Google Health コーチは、Gemini を搭載したフィットネス・睡眠・ウェルネスのアドバイザー機能だ。プレビュー版の提供開始以来、ユーザーのフィードバックをもとに、それぞれのライフスタイルに寄り添い、24 時間体制でパーソナルなガイダンスを提供できるよう継続的に改善が行われてきた。



初回利用時にはコーチへの自己紹介として、達成したい目標や生活リズム、利用できるトレーニング器具、気になるケガ、ライフスタイルなどを会話形式で入力する。コーチはこれらの情報をもとにガイダンスを提供し、簡単な会話でいつでも目標や状況を更新できる。

また、フィットネスと睡眠の指標に加え、栄養・生理周期のトラッキング位置情報や現地の天候といった環境データも組み合わせて最適なアドバイスを生成する。音声や画像、ドキュメントを使った記録にも対応し、食事の写真から栄養分析を行うことも可能だ。

健康データが Google 広告に使用されることはないとしており、Fitbit アプリが Google Health アプリへと移行した後もこの方針は維持されるとしている。


Fitbit アプリが「Google Health アプリ」に刷新

Fitbit アプリは新しい時代を迎え、Google Health アプリとしてアップグレードされる。この新アプリでは、ウェアラブルデバイス、ヘルスコネクト、Apple Health にいたるまで、様々な健康データを一つの場所に統合する。既存の Fitbit ユーザーのアプリは自動的に新しいアプリへとアップグレードされ、今年後半には Google Fit ユーザーへの移行案内も予定している。



発売日・価格情報

Google Fitbit Air は Google ストアにて2026年5月7日より予約販売を開始し、5月26日より発売となる。Android および iOS に対応する。


Google ストア販売価格(税込)

  • Google Fitbit Air:16,800 円

  • Google Fitbit Air アクセサリーバンド:5,499 円〜


発売を記念し、2026年5月25日までの予約購入で次回 Google ストアでの買い物に使える 5,580 円分の Google ストアポイントを付与する。対象製品の下取り額も増額しており、たとえば Fitbit Charge 6 を下取りに出すと実質 7,980 円から購入できる。さらに Google Health Premium が3カ月間無料となる。

Google Health コーチは Google Health Premium のサブスクリプション(月額 1,500 円または年額 13,000 円、税込)に含まれる形で提供される。Google AI Pro および Ultra のサブスクリプション利用者は、追加料金なしで Google Health Premium の全機能を利用できる。


「計測」から「伴走」へ、ウェアラブルの役割が変わる

Fitbit Air の登場で注目すべきは、ハードウェアの軽量化よりも、ソフトウェアとの連携に重心が置かれている点だ。画面を排除することで「装着し続ける」ことを優先し、そこで集めたデータを AI コーチが解釈・提案するという設計は、単なる活動量計の延長線上にはない。Fitbit がかつて「小さくシンプルなトラッカー」としてスタートしたことを踏まえると、今回の製品はある種の原点回帰でもある。ただし今回は、データを眺めるだけでなく、行動を変えるための仕組みが組み込まれている。健康管理ツールの「使われ方」そのものが変わるかどうかが、この製品の真の評価軸になるだろう。


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