ドコモSMTBネット銀行、法人向けAI銀行「NEOBANK ai BIZ」のベータテスト開始


チャットや音声で振込を依頼、資金不足の予測から事業性融資の案内まで
ドコモSMTBネット銀行(旧住信SBIネット銀行)は10月29日、法人向けAI銀行サービス「NEOBANK ai BIZ」エージェントのベータテストを、一部の法人顧客向けに始めた。法人専用アプリ上で、自然な言葉による依頼に応じて、AIが銀行取引や手続きに必要な情報と画面を示す。ドコモSMTBネット銀行によると、依頼に応じて画面を生成し、利用者の確認を経て取引まで実行するAIエージェントを法人専用アプリで提供するのは、国内の銀行で初めてという。

ベータテストの対象は同行が案内する一部の法人顧客で、応募は法人アプリのホーム画面下部にある募集から行う。期間中は機能や表示が変わることがあり、AIの回答は正確性や完全性が保証されない。
資金不足を予測して融資を案内
NEOBANK ai BIZ独自の機能として、直近の入出金明細から資金の流れと残高の推移を分析し、将来の資金不足が予測される場合には、日々の入出金データをもとに借入条件を知らせる融資商品「事業性融資dayta」を案内する。

案内を受けられるのは、ドコモSMTBネット銀行所定の条件を満たし、借入条件の通知を受けている法人に限られる。なお、情報提供が目的で、AIが融資の審査や判断を行うものではなく、案内も融資の承認を約束するものではない。
振込や明細の整理もAIが支援
NEOBANK ai BIZでは、たとえば振込を、「取引先の○○さんに1万円を振り込みたい」とチャットや音声で伝えると、AIが振込先や金額を確認しながら手続きをサポートし、請求書の画像から振込内容を伝えることもできる。最終的な取引の操作は利用者が行う。


入出金明細やデビットカードの利用明細は、AIがカテゴリ別に整理して支出の傾向を把握できるようにする。手続きは、目的を伝えると該当する画面へ案内する。

振込や資金繰りの確認といった法人の日常業務を、対話で進められる形にする試みで、法人向けのネット銀行で対話型の操作が広がるきっかけになりそうだ。
参照サイト
株式会社ドコモSMTBネット銀行 プレスリリース
ドコモSMTBネット銀行、邦銀初※法人専用アプリ上でAIエージェントとジェネレーティブUIを活用したAI銀行サービス「NEOBANK ai BIZ」エージェントのベータテストを開始




