生成AI Google Veo 3.1が登場|音声付きAI映像生成とシーン編集機能を強化
- 桜井 未来
- 2 日前
- 読了時間: 2分

オブジェクト追加・削除など、自由度の高いAI動画制作が実現
米Googleは現地時間10月15日、AI映像生成ツール「Flow」に最新モデル「Veo 3.1」を導入したと発表した。今回のアップデートにより、テキストから映像だけでなく音声も生成可能になり、AI動画制作の表現力が大幅に向上した。さらに、オブジェクトの追加・削除など、直感的な映像編集も可能となった。
シーン編集機能で自由度が拡大
Veo 3.1では、「Ingredients to Video」「Frames to Video」「Extend」などの既存機能すべてに音声対応が追加された。加えて、新機能「Insert」(要素追加)と「Remove」(要素除去)により、生成した映像のシーンを自由に編集できる。不要なオブジェクトの跡を自然に補完する処理も進行中で、動画生成AIとしての表現の幅が大幅に広がった。
デモ動画で進化を体感
Google DeepMindの公式Youtubeでは、Veo 3.1 の機能を紹介するデモ映像も公開されている。テキストプロンプトから音声付きの動画を生成し、カメラワークやオブジェクト操作の精度をリアルに再現。AIがどのようにストーリーを映像化するかが直感的に理解できる内容となっている。
開発者向け機能とプロンプト精度の向上
Veo 3.1は従来モデルに比べてプロンプト遵守性が向上し、より自然で正確な映像生成が可能になった。さらに、Gemini API、Vertex AI、Geminiアプリにも対応しており、開発者や企業が独自のAI映像制作ワークフローを構築できる環境が整備されている。Flowではすでに2億7,500万本以上の映像が生成されており、ユーザーの要望を反映したアップデートとなっている。
参照サイト
Google The Keyword
Introducing Veo 3.1 and advanced capabilities in Flow