YouTubeが日本で「ショッピング」機能の提供開始、クリエイターの商品紹介が容易に
- 藤崎 翔太

- 22 時間前
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動画から直接商品の購入や紹介が可能になる新機能が日本でも導入。クリエイターの収益化と視聴者の買い物体験が大きく進化する。
YouTubeが公式ブログで発表した内容によると、同社は日本市場において「YouTube ショッピング アフィリエイト プログラム」を正式に開始した。これにより、クリエイターは自身のコンテンツを通じてより円滑に商品を紹介し、新たな収益源を確保することが可能になる。
アフィリエイトプログラムの国内本格展開
今回の発表の柱となるのは、YouTube ショッピング アフィリエイト プログラムの日本導入だ。チャンネル登録者数などの要件を満たしたクリエイターは、動画、ショート動画、ライブ配信の中に提携ブランドの商品を「タグ付け」できるようになる。視聴者がそのタグを経由して商品を購入した場合、クリエイターには売上に応じた手数料が支払われる仕組みだ。

視聴者の利便性を高めるシームレスな購入導線
これまでは、動画で紹介された商品を購入するために、視聴者が自ら概要欄のリンクを探したり、外部サイトで検索し直したりする必要があった。しかし新機能の導入により、再生画面上に直接商品情報が表示される。視聴者は動画の視聴体験を中断することなく、気になったアイテムをその場ですぐに確認・検討できる。
国内主要ECプラットフォームとの連携
サービス開始時点で、アットコスメ、ベイクルーズ、Qoo10、楽天といった国内有数のECサイトやブランドがパートナーとして参画している。今後も参加するブランドやリテーラーは順次拡大する予定であり、ファッション、美容、家電など、多岐にわたるジャンルで動画を活用したコマースが加速すると見られる。
動画コンテンツが「店舗」へと変貌する未来
今回のYouTubeによる機能拡充は、単なる収益化手段の追加にとどまらず、エンターテインメントとコマースが完全に融合する時代の幕開けを象徴している。これまでは「動画を楽しんだ後に買いに行く」という二段階の行動が必要だったが、今後は動画そのものが「動くカタログ」や「仮想店舗」としての役割を果たすことになる。
クリエイターにとっては、自身の審美眼やプレゼンテーション能力が直接的な経済価値を生む機会が増える一方、紹介する情報の正確性や信頼性がより厳しく問われるだろう。視聴者にとっては、発見から購入までのストレスがなくなる反面、衝動買いを誘発しやすい環境とも言える。動画視聴がより「消費」に直結する日常が、いよいよ日本でも本格化しそうだ。
(Source:Youtube Official Blog)


