YouTube、日本に投げ銭「ギフト」を導入


YouTubeが日本でライブ配信向け「ギフト」を開始。「ハイプ」機能も拡張した。
YouTubeは、動画共有サービスを運営する自社ブログで、日本国内においてライブ配信中に視聴者が送信できる新機能「ギフト」を順次導入すると発表した。あわせて、動画を応援する既存機能「ハイプ」も拡張する。クリエイターの収益源を多様化し、ファンがより手軽にクリエイターを応援できるようにすることが狙いだという。
ギフトの仕組み
ギフトは、クリエイターの縦型・横型ライブ配信中に視聴者が送信できるアニメーションである。送信されたギフトはライブ配信の画面上にオーバーレイ表示され、視聴者はリアルタイムで感謝やリアクションを表現できる。
ギフトを送るには、専用アイテム「ジュエル」を事前にまとめて購入しておく仕組みを採用した。都度課金の手間を省き、感動した瞬間にすぐリアクションできるようにする狙いがある。視聴者がジュエルを使ってギフトを送信すると、クリエイター側は収益を表す「ルビー」を獲得する。なお、購入したジュエルは、購入時点から180日(分秒単位)で有効期限が切れる。

日本向けの独自デザイン
ギフトのデザインは国ごとの文化に合わせて用意されており、日本版ではかき氷やラムネなど夏祭りを連想させるアイテムのほか、日本独自の表現やスラングを取り入れたデザインが用意された。今後も新しいデザインを順次追加していく方針である。
導入方法と提供条件
対象となるクリエイターは、YouTube Studioの収益化タブからギフト機能を有効にできる。有効化には、新設された「バーチャル アイテム モジュール」への同意が必要で、同意すると縦型・横型どちらのライブ配信でもギフトが自動的に有効になる。なお、ギフトを有効にしたクリエイターは、ライブ配信中にSuper Stickersを利用できなくなる。
ハイプ機能の拡張
ジュエルの導入にあわせて、動画を応援する「ハイプ」機能も拡張された。ファンは従来通り週3回まで無料でハイプできるほか、それ以降はジュエルと交換することで追加のハイプをアンロックし、お気に入りの動画を応援し続けられるようになる。
投げ銭機能の拡充で収益源の多層化が進む
YouTubeは今回、ライブ配信中の「ギフト」と動画単位の「ハイプ」という2つの応援手段にジュエルという共通の通貨を組み込んだ。チャンネルメンバーシップやSuper Chatに続く新たな応援導線を用意した形であり、視聴者の細かなリアクションを収益に変換する仕組みが一段と細分化されたと言える。地域ごとにデザインをローカライズする方針も示されており、他の投げ銭系サービスとの差別化を意識した展開になりそうだ。
(Source:Youtube Official Blog)



