Xiaomi、スマホ・タブレット11機種を最大2万円値上げ


メモリ価格高騰を理由に9月1日と9月4日から順次実施。最大値上げ幅は2万円で、対象は11機種に及ぶ。
Xiaomi Japanは、公式X(旧Twitter)アカウントを通じて、国内で販売中のスマートフォンとタブレット計11機種について、9月から市場想定価格を改定すると発表した。値上げの理由としてメモリー価格の高騰を挙げ、これまで自社努力で吸収してきたコスト上昇分を、今回一部の製品価格に反映させることとした。
値上げの背景
Xiaomi Japanによると、同社は創業以来「優れた製品を適正な価格で提供する」という方針のもと、コスト上昇の影響を可能な限り自社で吸収し、価格の維持に努めてきたという。しかし近年の部材コスト上昇は、企業努力だけでは吸収しきれない水準に達したとし、既存製品の一部について価格改定に踏み切ることとなった。
なお、購入を検討しているユーザーに対しては、価格改定前の購入を検討するよう呼びかけている。
対象機種と価格改定の詳細
価格改定は2段階に分けて実施される。Xiaomi・REDMIブランドの製品は9月1日(火)0時から、POCOブランドの製品は9月4日(金)0時から、それぞれ新価格が適用される。
製品名 | 現在の価格(税込) | 改定後価格(税込) | 施行日時 |
Xiaomi 17T Pro(12GB/512GB) | 139,800円 | 159,800円 | 9月1日(火)0時 |
Xiaomi 17T Pro(12GB/256GB) | 119,800円 | 139,800円 | 9月1日(火)0時 |
POCO X8 Pro Max(12GB/512GB) | 89,980円 | 109,980円 | 9月4日(金)0時 |
POCO X8 Pro Max(12GB/256GB) | 79,980円 | 99,980円 | 9月4日(金)0時 |
POCO X8 Pro(12GB/512GB) | 74,980円 | 94,980円 | 9月4日(金)0時 |
POCO X8 Pro(8GB/512GB) | 69,980円 | 89,980円 | 9月4日(金)0時 |
POCO X8 Pro(8GB/256GB) | 59,980円 | 79,980円 | 9月4日(金)0時 |
Xiaomi Pad 8 Pro(12GB/512GB) | 119,800円 | 129,800円 | 9月1日(火)0時 |
Xiaomi Pad 8 Pro(8GB/128GB) | 89,980円 | 94,980円 | 9月1日(火)0時 |
REDMI Pad 2 Pro(6GB/128GB) | 42,980円 | 44,980円 | 9月1日(火)0時 |
REDMI Pad 2(4GB/128GB) | 27,980円 | 30,980円 | 9月1日(火)0時 |
スマートフォンの「Xiaomi 17T Pro」と「POCO X8 Pro」シリーズは、いずれのモデルも一律2万円の値上げとなる。特にPOCO X8 Pro(8GB/256GB)は改定前価格から見た上昇率が約33%に達し、今回の対象製品の中で最も上げ幅が大きい。一方、タブレット製品の値上げ幅は2,000円から1万円程度に抑えられている。
日本での展開について
今回の価格改定は日本国内で販売中の製品を対象としたもので、すでに発売済みのモデルが対象となる。価格改定前であれば従来価格での購入が可能なため、購入を検討している場合は9月1日または9月4日の施行前が実質的な最終購入機会となる。
なお、Xiaomi Japanは来週発売予定の新型スマートフォンについても言及しており、価格面で可能な限り手に取りやすい形で提供できるよう準備を進めているとしている。新製品の価格は据え置き、またはコスト増を抑えた設定になる可能性がある。
まとめ:スマホ業界に広がるコスト転嫁の波
今回のXiaomi Japanの値上げは、同社が長年強みとしてきた価格競争力に一定の調整が入ったことを示している。メモリーや半導体価格の高騰は特定のメーカーに限った問題ではなく、今後同様の値上げが他社製品にも波及する可能性がある。コストパフォーマンスを重視してXiaomi製品を選んできたユーザーにとっては、今回の改定が購入タイミングを見直すきっかけとなりそうだ。
補足として、他媒体の報道でもメモリー価格の高騰が主因とされており、今年に入ってからXiaomi製品の値上げはREDMI Pad 2シリーズに続いて2回目である点も、記事内で触れる価値があるかもしれない。必要であれば追加する。




