生成AI開発に8億円の懸賞金、NEDOが公募開始
- 桜井 未来
- 5月12日
- 読了時間: 1分

社会実装を見据えた3領域4テーマ、12月15日まで応募受付
NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は5月9日、「NEDO懸賞金活用型プログラム/GENIAC-PRIZE」の公募を開始した。
このプログラムは、生成AI技術を活用して社会課題の解決や新たな産業の創出を目指すもので、総額最大約8億円の懸賞金が用意されている。応募対象は企業や大学などで、公募期間は2025年5月9日から12月15日まで。懸賞金の交付は2026年6月に予定されている。
GENIAC-PRIZEでは、以下の3つの領域(計4テーマ)に対する技術開発および社会実装の取り組みを募集する。
国産基盤モデル等を活用した社会課題解決AIエージェント開発
製造業の暗黙知の形式知化
カスタマーサポートの生産性向上
官公庁等における審査業務等の効率化に資する生成AI開発
生成AIの安全性確保に向けたリスク探索及びリスク低減技術の開発
各テーマにおいては、上位3者に懸賞金が授与されるほか、トライアル審査を通過した応募者への賞金や、審査員特別賞の授与も検討されている。
5月26日(月)にはオンライン形式で応募説明会が開催され、5月末には専用のWebサイトで応募方法の詳細が案内される見込みだ。
参照サイト
「NEDO懸賞金活用型プログラム/GENIAC-PRIZE」に係る公募について(懸賞広告)