有機ELディスプレイ搭載MacBook Airの発売延期が報じられる
- 藤崎 翔太
- 1月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2月18日

有機ELディスプレイを搭載したMacBook Airの登場は、当初の予想よりも時間がかかるかもしれない。
2029年頃にリリースされる可能性が高い
韓国のウェブサイトThe Elecは昨日、ある業界関係者の話を引用し、有機ELディスプレイを搭載した最初のMacBook Airは、当初予定されていた2027年までではなく、2029年頃にリリースされる可能性が高いと伝えました。同レポートによると、アップルは昨年発売された有機ELディスプレイ搭載の初代iPad Proの売上が予想を下回った結果、この決断を下したとのことです。
有機ELディスプレイiPad Proの売上が原因?
基本的に、有機ELディスプレイはアップルが予想していたほどiPad Proの売上を伸ばすのに貢献しなかったため、同社はMacBook Airにこの高価な技術を搭載するのを遅らせることにしたと、このレポートは主張しています。しかし、この報告書に記載されていない遅延の理由が他にあるかどうかは不明です。
OneDriveに保存されているファイルも対象に
報告書によると、MacBook Airは今後4年間はLCD技術を採用し続けるものの、2027年モデルでは「酸化物半導体TFT液晶」技術にアップグレードする予定です。この技術により、色精度、コントラスト比、ディスプレイ輝度の均一性が向上し、消費電力が削減されバッテリー寿命が延びることが期待されます。有機ELディスプレイへの移行ではないものの、このアップグレードにより、MacBook Airは2年後にディスプレイの大幅な改善を実現する見込みです。
有機ELディスプレイを搭載したMacBook Proモデルは、来年発売される見込みです。
その一方で、アップルは来月か再来月中に、M4チップを搭載した13インチと15インチのMacBook Airのアップデートモデルを発表すると思われます。
(Source: MacRumors)