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ChatGPT 新機能「Pulse」でAIが日常をサポート

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 9月26日
  • 読了時間: 2分

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image : OpenAI


OpenAIが「Pulse」発表、ユーザーにパーソナライズ更新を届ける能動型AIアシスタント


 米OpenAIは9月25日(現地時間)、新機能「ChatGPT Pulse」のプレビューを公開した。Pulseは、従来の受動的なチャットAIを超え、ユーザーに積極的に「パーソナライズ更新」を届ける試みだ。モバイル版ChatGPTのProユーザー向けに先行提供され、毎晩AIが翌日の情報を収集し、朝にカード形式で提示する仕組みを備えている。ユーザーは検索を開始する必要がなく、AIが自動で関心に沿ったトピックやアイデアを提案する。


日常に溶け込むパーソナライズ更新

 Pulseが提供する内容は多岐にわたる。旅行先のレストラン案内や会議の議題案、買い物リマインダーなど、日常のちょっとしたヒントから長期目標に向けたステップまでサポート可能だ。さらに、安全性チェックによって有害コンテンツの表示を防ぐ仕組みも整っているため、安心して利用できる。


ユーザーのフィードバックで進化するAIアシスタント

 Pulseは一方的に情報を提示するだけではない。ユーザーは表示するテーマをカスタマイズできるほか、更新に対して「いいね/よくないね」を付けてフィードバックできる。これらの反応がPulseの精度向上に活かされ、より使いやすいAIアシスタントへと進化していく。


image : @OpenAI

Sam Altmanが語るPulseの未来

 OpenAI CEOのSam Altmanは、Pulseを自身が最も気に入っているChatGPTの機能だと述べている。彼は、「ChatGPTを有能なパーソナルなアシスタントとして捉え、ユーザーが明示的に指示しなくても日々の生活をサポートするよう進化していくでしょう」とコメントしている。Altman氏の発言は、Pulseが単なる機能追加ではなく、AIの進化を象徴する重要なステップであることを示している。




今後の展望と課題

 OpenAIはPulseを「AIアシスタントが能動的に働きかける未来」の第一歩と位置づけている。今後はアプリ連携や適切なタイミングでの情報提供をさらに強化し、ユーザーがリクエストしなくてもAIが状況を把握して役立つアクションを提案できる未来を目指す。ただし現時点ではプレビュー段階にあり、すでに終了したプロジェクトを提案するなど改善の余地もある。OpenAIはユーザーとの実利用を通じて精度を高めていく方針だ。



参照サイト

OpenAI News

Introducing ChatGPT Pulse



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