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Apple、Rosetta終了へ macOS 27が最終サポート版に

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 11 分前
  • 読了時間: 3分

Image is for illustrative purposes only.
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Appleが開発者向けに、Intel版macOSアプリを動かすRosettaの提供終了スケジュールを正式発表した。





Appleは9月1日(現地時間)、開発者向け公式サイトでmacOSアプリにおけるRosettaのサポート終了スケジュールを発表した。Rosettaは2020年のApple Silicon移行開始時に導入された翻訳レイヤーで、Intel向けに作られたアプリをApple Silicon搭載Macでも動作させるための仕組みである。今回の発表は、2025年のWWDCで予告されていた移行完了の具体的な時期を明示するものとなる。


Rosettaとは何か、なぜ終了するのか

Rosettaは、Intelプロセッサ向けにビルドされたアプリケーションを、Apple Silicon搭載Macで実行できるようにする翻訳技術である。2020年のApple Silicon移行開始とともに提供が始まり、開発者がネイティブ対応を進める間の橋渡し役を担ってきた。Appleは2025年のWWDCで、この移行を完了させる方針を明らかにしており、今回の発表はその具体的なスケジュールを示すものである。


サポート終了までのスケジュール

macOSバージョン

内容

macOS 26.4以降

Rosettaに依存するアプリを起動した際、Apple Silicon向けへの更新を促す通知が表示される場合がある

macOS 27

Rosettaを完全な形でサポートする最後のバージョン。これ以降、Intel専用アプリはApple Silicon搭載Macで動作しなくなる

なお、古くから開発が止まっているゲームタイトルのうち、Intelベースのフレームワークに依存するものについては、macOS 27以降も引き続きRosetta機能の一部が提供される方針である。


開発者に求められる対応

Appleは、アプリがmacOS 27以降も利用可能な状態を保つため、今のうちにApple Silicon対応を進めるよう呼びかけている。

まだApple Silicon対応を行っていない開発者に対しては、Apple SiliconとIntel Macの両方でネイティブに動作する「ユニバーサルバイナリ」形式でのビルドと配布を直ちに始めるよう求めている。すでにApple Silicon版を提供している開発者に対しては、ユーザーに直接呼びかけ、最新のネイティブ版のダウンロードとインストールを促すよう案内している。これにより、macOS 26.4以降で表示される通知を回避でき、今秋登場予定のmacOS 27でもアプリが問題なく動作する状態を保てるとしている。


日本を含むユーザーへの影響

今回の発表自体に新製品の発売日や価格情報は含まれていない。ただし、macOS 27は今秋のリリースが予定されており、日本国内のMacユーザーも同時期にこの通知機能や仕様変更の対象となる見込みである。特に、開発が止まった古いIntel専用アプリを業務や制作環境で使い続けているユーザーは、代替アプリの検討や移行の準備を早めに行っておく必要がある。


Intel移行、最後の区切りへ

今回の発表は、2020年に始まったApple SiliconへのIntelアーキテクチャからの脱却が、いよいよ最終局面に入ったことを示している。すでにmacOS 26が最後のIntel Mac対応バージョンとされており、Rosettaの終了はこの移行の総仕上げにあたる。

影響を受けやすいのは、音楽制作用のオーディオプラグインや業務用ソフトなど、更新頻度の低いニッチな分野のアプリを使い続けているユーザーだ。こうしたアプリの中にはIntel専用のまま開発が止まっているものも少なくなく、対応状況の確認や代替手段の検討が今後の課題になりそうだ。一方で、Appleは古いゲームタイトルについては例外的にRosetta機能を残す方針を示しており、実用面への配慮も見られる。


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