Apple、Apple Vision Proのためのイマーシブなコンサート体験「Metallica」を発表
- 藤崎 翔太

- 3月13日
- 読了時間: 3分

Apple Store直営店でApple Vision Proのデモを予約することで、「Metallica」の拡大版プレビューを楽しめます
世界で最もビッグなバンドの1つ、メタリカを代表する楽曲を収録した最新のApple Immersive Videoが、3月14日に提供開始され、お客様はApple Store直営店でプレビューを楽しめるとのことです。
Apple Vison Proのおさらい
Apple Vision Proは、Appleが開発した初の空間コンピューターで、ゴーグル型のデバイスです。ゴーグル型の有名なデバイスとしては、例えばPlayStation VRやMeta Questなどがありますが、Apple Vision Proはそれらとは少し異なります。空間コンピューティングとVR/ARの違いについては、以下のようになります。
VR(仮想現実): 完全に仮想の世界に没入し、現実を遮断する(例: PlayStation VR)
AR(拡張現実): 現実世界にデジタル情報を重ねるだけ(例: Pokémon GO)
空間コンピューティング: ARを進化させ、現実とデジタルが双方向に影響し合い、空間全体を活用する(例: Apple Vision Pro)

最新のApple Immersive Video
今回発表されたイマーシブな(没入感のある)コンサート体験「Metallica」は、アメリカのモンスターバンド「Metallica(メタリカ)」のスタジアムライブツアー「M72 World Tour」を、「Apple Immersive Video」のために特別に撮影したものです。
超高解像度の180度ビデオと空間オーディオを活用し、特等席からの視点や広角で撮影した視点など、さまざまな角度からライブを体験できる映像となっています。こちらの映像は、3月14日(金)よりApple Vision Pro向けに配信される予定です。
配信される楽曲は3曲になります。
デビューアルバムに収録されておりまだスラッシュメタルの香りただよう頃の「Whiplash」
メタリカの転換期に多大な影響を与えたメンバー、クリフ・バートンが亡くなった後に制作された最初のアルバム「...And Justice for All」に収録されている「ONE」
全世界で3,300万枚以上の売上を記録したメタリカをメインストリームに押し上げたアルバム「Metallica」に収録されている「Enter Sandman」

今回の映像はゲームチェンジングという言葉では言い表せない(ラーズ・ウルリッヒ)
Apple Vison Proを持っていなくても大丈夫
そしてこの配信に合わせて、最寄りのApple Store直営店でApple Vision Proのデモを予約することで、「Metallica」の拡大版プレビューを体験できます。
デモの予約はこちらから。(予約にはApple IDが必要)
また、Apple Musicにて同映像の音源がEP「M72 World Tour: Mexico City」として配信されます。

他にも多くのコンテンツがApple Immersive Videoに登場
「Adventure」のエピソード4「ディープウォーターソロ」では、スペイン・マヨルカ島の険しい海辺の崖コヴァ・デル・ディアブロで、危険なフリーソロ・クライミングに挑むワールドクラスのクライマー、カイ・ライトナーの後ろについていくような体験ができます。

「Boundless」のエピソード2「北極サーフィン」では、勇敢なサーファーのグループと一緒に氷の海に出て、ノルウェーの冬の波に乗る興奮を味わうことができます。

「VIP」のエピソード1「ヤンキースタジアム」は、新しいApple Immersiveのシリーズで、視聴者は世界で最も有名な野球場に出入りできるフリーパスをもらったような体験ができます。

「ボノ・ストーリーズ・オブ・サレンダー」の特別編が、5月30日(金・現地時間)にApple TV+で全世界に配信され、Apple Vision ProでもApple Immersive Videoで公開されます。

















