Anthropic、ClaudeをMicrosoft 365に提供開始 ExcelやWordに対応
- 白石 奈々

- 20 分前
- 読了時間: 2分

PowerPointやOutlookとも連携し、資料作成やメール返信をAIで支援
米Anthropicは現地時間5月7日、Microsoft 365向けアドイン「Claude for Excel」「Claude for PowerPoint」「Claude for Word」を正式提供したと発表した。あわせて「Claude for Outlook」のパブリックベータ版も公開している。
Microsoft 365アプリ間で文脈を共有
特徴は、開いているExcel、PowerPoint、Word、Outlook間でClaudeが会話コンテキストを共有できる点だ。たとえば、Excelで分析した数値を基にPowerPointでプレゼン資料を生成し、その内容をWordでレポート化するといった一連の作業を、同じ流れのまま継続できる。
Wordでは長文ドキュメントの編集を支援
Word向け機能では、長文ドキュメントの要約や修正文案の生成などに対応する。契約書やレポート、財務文書など、大量の文章を扱う業務での利用を想定しており、文書レビューや編集作業の効率化を支援する。

Excelでは数式生成やデータ分析を支援
Excel向けでは、数式生成やデータ整理、グラフ作成などを支援する。自然言語で指示を出しながら表計算や分析作業を進められるため、データ処理業務の効率化につながりそうだ。分析結果をそのまま他アプリへ引き継げる点も特徴となる。

PowerPointでは資料更新や構成提案に対応
PowerPointでは、既存スライドの更新やプレゼン構成の提案、スライド本文の生成などに対応する。Excel側で修正した数値を基にグラフや資料内容を更新できるため、分析からプレゼン作成までを連続して進めやすくなる。営業資料や会議用プレゼンなど、定期的な資料更新業務での活用も想定される。

Outlookではメール返信文を生成
Outlookベータ版では、メールスレッドの内容を踏まえた返信文の生成などが可能になる。複数のやり取りを参照しながら文面を作成できるため、社内外とのメール対応負荷の軽減にもつながりそうだ。
生成AIのオフィス統合競争が加速
生成AIをオフィスソフトへ統合する動きは加速しており、Microsoftも「Copilot」をMicrosoft 365へ深く組み込んでいる。Claudeは外部アドインとしてMicrosoft製品群へ入り込む形となり、企業向け生成AI市場での競争はさらに活発化しそうだ。
参照サイト
Anthropic Blog
Collaborate with Claude across Excel, PowerPoint, Word and Outlook


