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Anthropic、Mythosクラスの「Claude Fable 5」を一般公開

  • 執筆者の写真: 白石 奈々
    白石 奈々
  • 6月10日
  • 読了時間: 2分

Anthropic、Mythosクラスの「Claude Fable 5」を一般公開
image : Anthropic

ソフトウェアエンジニアリング・ビジョン・科学研究で最高水準、6月22日まで主要プランに追加費用なし


 米Anthropicは現地時間6月9日、Claude 5世代の新モデル「Claude Fable 5」を発表した。4月から限定提供してきたMythosクラスのモデルを一般向けに展開する初の試みで、ソフトウェアエンジニアリング・知識業務・ビジョン・科学研究などほぼすべてのベンチマークで最高水準を達成したとしている。同日、Project Glasswing参加組織向けに「Claude Mythos 5」も提供開始した。


Mythosクラスを一般公開できた背景

 Mythosクラスのモデルはサイバーセキュリティなどの領域で悪用されるリスクが高いとして、Anthropicはこれまで限定的な提供にとどめていた。今回の一般公開が可能になったのは、新たな安全策の整備が進んだためだ。サイバーセキュリティ・生物・化学・モデル蒸留などに関する高リスクなクエリは自動的にClaude Opus 4.8へフォールバックする仕組みを内蔵しており、平均5%未満のセッションで作動するとしている。


数日間にわたる自律的な作業が可能に

 Fable 5の最大の特徴は、複雑で長時間にわたるタスクへの対応力だ。ビジョン機能では、スクリーンショットだけをもとにウェブアプリのソースコードを再現し、前世代モデルでは補助ツールなしに困難だった「ポケモン ファイアレッド」をビジョンのみでクリアした。



 他にもブラウザベースの3DCADエディタ(エディタ自体もFable 5が制作)で3Dプリント可能なモデルを設計するといった使い方や、音楽を一度も聴いたことのない状態からコードだけでクラシック音楽のEDMリミックスに合わせた流体シミュレーションも構築した。





価格と展開スケジュール

 Fable 5の価格は入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドルで、プロンプトキャッシュ適用時は入力が90%割引となる。Claude API・Claude Platform(AWS・Google Cloud・Microsoft Foundry)で即日利用可能だ。Pro・Max・Team・Enterprise(シートベース)の各プランでは6月22日まで追加費用なしで利用できるが、6月23日以降は利用クレジットが必要になる。Anthropicは「できる限り早くサブスクリプションの標準機能として復元する」としている。


 Fable 5とMythos 5の価格はClaude Mythos Preview比で50%超の値下げとなる。Anthropicは「より多くのユーザーに、できるだけ早く安全に高度なAI能力を届ける」という姿勢を鮮明にしており、今後さらに能力の高いモデルが数ヶ月以内に登場する見通しも示している。



参照サイト

Anthropic News

Claude Fable 5 and Claude Mythos 5



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