Amazon、Kindle4モデルを刷新 全機種で前面フラットに

更新日:20 時間前

Amazonは10月1日、Kindle4モデルと子ども向け2モデルを刷新。全機種が薄型化し、2万9,980円から販売する。
Amazonは2026年10月1日、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズ4モデルを刷新し、日本で販売すると発表した。子ども向けの「Amazon キッズKindle」2モデルもあわせて刷新する。全モデルでディスプレイとベゼルの段差をなくしたフラットな前面を採用し、従来モデルより薄型化した。
全モデルで前面をフラットに、電源ボタンは右上へ
新シリーズは、全モデルでディスプレイとベゼルの段差をなくした。表示面を覆う構造を見直し、ディスプレイ、フロントライト、タッチ層の貼り合わせ方を変更している。本体色が前面から背面まで続くデザインとなった。
電源ボタンは本体右上に移した。片手で持った際の誤操作を減らす狙いがある。光の反射を抑えた高コントラストのディスプレイと、明るさを調整できるフロントライトは従来モデルを引き継いだ。
本体の厚さは、前モデルの8.0mmから6.9mm(Kindle)、7.8mmから6.8mm(Paperwhite、Colorsoft)に薄くなった。Kindle(16GB)は重量が前モデルの158gから140gに軽くなっている。
新色として「ウベパープル」「アルペンスカイブルー」「シーグラスグリーン」「フィグ」を追加した。フィグは電子書籍リーダーとして初の色となる。


4モデルの特徴
Kindle(16GB)は、シリーズ最軽量の6インチモデル。前モデルより書籍を開く速度が約30%向上した。バッテリーは最大6週間持続する。
Kindle(32GB)は、Kindleとして初の32GBモデル。背面にアルミニウムを採用した。
Kindle Paperwhiteは、7インチのモノクロディスプレイを搭載する。IPX8等級の防水に対応し、バッテリーは最大12週間持続する。シグニチャーエディションは、ストレージが32GBとなり、背面がアルミニウムになる。明るさの自動調節にも対応する。
Kindle Colorsoftは、7インチのカラーディスプレイを搭載する。表紙や挿絵、漫画などをカラーで表示でき、5色のカラーハイライトに対応する。バッテリーは最大8週間持続する。シグニチャーエディションは、Paperwhiteと同様に32GB、アルミニウム背面、明るさ自動調節に対応する。カラー表示はカラー対応コンテンツのみが対象で、モノクロの作品をカラーに変換する機能はない。
主なスペック
モデル | ディスプレイ | 解像度 | ストレージ | 本体サイズ | 重量 | バッテリー | 防水 | 本体色 |
Kindle(16GB) | 6インチ 白黒 | 300ppi | 16GB | 152.8×108×6.9mm | 140g | 最大6週間 | — | ウベパープル/グラファイト |
Kindle(32GB) | 6インチ 白黒 | 300ppi | 32GB | 152.8×108×6.9mm | 162g | 最大6週間 | — | アルペンスカイブルー/シーグラスグリーン |
Kindle Paperwhite | 7インチ 白黒 | 300ppi | 16GB | 174.7×126.8×6.8mm | 204g | 最大12週間 | IPX8 | グラファイト |
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | 7インチ 白黒 | 300ppi | 32GB | 174.7×126.8×6.8mm | 229g | 最大12週間 | IPX8 | グラファイト/シーグラスグリーン |
Kindle Colorsoft | 7インチ カラー | 白黒300ppi/カラー150ppi | 16GB | 174.7×126.8×6.8mm | 204g | 最大8週間 | IPX8 | グラファイト |
Kindle Colorsoft シグニチャーエディション | 7インチ カラー | 白黒300ppi/カラー150ppi | 32GB | 174.7×126.8×6.8mm | 229g | 最大8週間 | IPX8 | グラファイト/フィグ |
バッテリーの持続時間は使用状況によって変わる。
子ども向けモデルとアクセサリ
子ども向けには、6インチ白黒の「Amazon キッズKindle」と、7インチカラーの「Amazon キッズKindle Colorsoft」を用意する。いずれも容量は16GBで、バッテリーは最大6週間と最大8週間。ゲームや動画、アプリ、SNSの通知を排除し、保護者は「ペアレントダッシュボード」から読書時間や進捗を確認、管理できる。児童書や学習マンガなど2,000冊以上が読み放題になる「Amazon Kids+」の1年分と、専用保護カバーが付属する。
アクセサリとして、Bluetoothでページをめくれるリモコン「Kindle Click」が初登場した。2024年以降に発売されたKindleに対応する。シグニチャーエディション専用の「ページめくりボタン付き マグネット装着式 植物性レザーカバー」も加わった。カバーは物理ボタンを内蔵し、Kindleを持ったままページを操作できる。

日本での発売日と価格
Kindle(16GB)、Kindle(32GB)、Amazon キッズKindleは、10月1日からAmazon.co.jpで販売、出荷を始めた。Paperwhite、Colorsoft、各シグニチャーエディション、Amazon キッズKindle Colorsoftは10月1日に予約販売を開始し、11月11日(水)に出荷する予定。発売日や出荷日は変更になる場合がある。価格はいずれも税込で、10月1日時点のAmazon.co.jpでの販売価格。
製品名 | 価格(税込) | 発売・出荷 |
Kindle(16GB) | 29,980円 | 10月1日販売開始 |
Kindle(32GB) | 33,980円 | 10月1日販売開始 |
Amazon キッズKindle | 31,980円 | 10月1日販売開始 |
Kindle Paperwhite | 39,980円 | 11月11日出荷予定 |
Kindle Paperwhite シグニチャーエディション | 44,980円 | 11月11日出荷予定 |
Kindle Colorsoft | 51,980円 | 11月11日出荷予定 |
Kindle Colorsoft シグニチャーエディション | 56,980円 | 11月11日出荷予定 |
Amazon キッズKindle Colorsoft | 53,980円 | 11月11日出荷予定 |
Kindle Click | 5,180円 | 11月中旬出荷予定 |
ページめくりボタン付きカバー | 11,980円 | 11月中旬出荷予定 |
日本向けの子ども向けモデルは、6インチの白黒モデルとColorsoftの2種類。海外ではPaperwhiteの子ども向け版も展開される。Kindleシリーズは日本を含む19の国と地域で順次販売され、日本でも同日に新シリーズが並ぶ形となる。
価格帯は上昇、選び方は「大きさ」「防水」「カラー」で分かれる
今回の刷新は、画面と枠の段差をなくしたデザインに統一し、本体を薄く軽くした点が中心となる。購入時の判断軸は、持ち運びやすさ(6インチ)、防水と長時間バッテリー(Paperwhite)、カラー表示(Colorsoft)の3つに整理される。32GBやアルミニウム背面、明るさ自動調節を求める場合は、32GBモデルやシグニチャーエディションが選択肢となる。
一方、価格は上がった。2024年以降に発売された前モデルの発売時価格と比べると、Kindleは1万9,980円から2万9,980円、Paperwhiteは2万7,980円から3万9,980円と、各モデルで1万〜1万2,000円ほど高い。Amazonは配信元の購読数ではなく読書体験の質を訴求しており、端末単体の価格が上がる中で、純正アクセサリを含めた周辺環境の整備を進める構えだ。新モデルのうち、Paperwhite以上は出荷が11月11日となる。年末の購入を考える場合は、出荷時期を確認しておく必要がある。




