OpenAI、Codex用キーパッド「Codex Micro」発売


OpenAIはWork Louderと共同開発したAIコーディングエージェント操作用デバイス「Codex Micro」を発売した。価格は230ドルで、日本からの購入にも対応する。
キーボードメーカーのWork Louderは、OpenAIとの共同開発による新製品「Codex Micro」を発表した。AIコーディングエージェント「Codex」の操作に特化した小型のキーパッドで、複数のエージェントの状態確認や操作を手元で完結できる製品となっている。
Codex Microの機能
Codex Microは13個のメカニカルスイッチ、タッチセンサー、ロータリーエンコーダー、平面ジョイスティックを備えたコントローラーである。うち6個のキーはCodexのスレッド状態に応じて発光し、「idle」「thinking」「complete」「needs input」「error」といった進行状況を色分けで表示する。

ジョイスティックにはプルリクエストのレビューやリファクタリングといった任意のスキルを4つまで割り当てられる。ダイヤルはCodexの推論の深さを調整する用途で、簡単な作業では浅く、複雑な作業では深く設定できるという。キーの再割り当てはChatGPTデスクトップアプリ上のCodex設定から行い、追加ソフトウェアは不要とされている。
スペック
項目 | 内容 |
接続 | Bluetooth / USB-C |
対応OS | Mac / Windows |
ライティング | RGB |
筐体素材 | CNCポリカーボネート&アルミニウム(サンドブラスト加工底面) |
キーキャップ | PBT / PC、ラバー製ジョイスティックキャップ |
スイッチ | POM/POK、13個のメカニカルスイッチ |
その他デバイス | タッチセンサー×1、ロータリーエンコーダー×1、平面ジョイスティック×1 |
キーセット | カスタムアイコン32種、単色キャップ11種 |
対応ソフト | ChatGPT Codex、Work Louder Input |
付属品 | USB-C to USB-Cケーブル、Codexアイコンキーセット |
価格と日本での展開
Codex Microは1台230ドルで、OpenAIの公式オンラインストア「Supply Co.」およびWork Louderのサイトから注文できる。数量限定での販売となっており、出荷開始は7月24日を予定している。
日本からの購入にも対応しており、国内メディアの報道によると、本体価格は3万7900円、送料8919円を合わせた合計は4万6819円になるという。
Codexという名の"物理ショートカット"
Codex Microが示しているのは、AIエージェントの操作をキーボード上のコマンドではなく、色や手触りで把握させようという発想である。エージェントの状態をLEDで示し、承認や却下といった判断をボタン一つに集約する構成は、複数のエージェントを同時に走らせる開発者にとって、画面を行き来する手間を減らす狙いがあると見られる。一方で230ドルという価格は、日常的にCodexを使うユーザー向けの専用ツールという位置づけを強く感じさせるものであり、一般的な用途に広く普及するかは今後の実際の使用感次第と言えそうだ。




