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OpenAI、AIエージェント開発を加速する新ツールを発表

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 3月12日
  • 読了時間: 2分

新たなAIエージェントツールで開発者支援

「Responses API」と「Agents SDK」でエージェントの精度と効率を向上


 2025年3月11日(米現地時間)、対話型AI「ChatGPT」を運営する米OpenAIは、エージェント開発を加速するための新しいAPIとツールセットとして「Responses API」と「Agents SDK」を公開しました。このセットは、開発者が複雑なタスクを効率的に処理できるように設計されており、より高度なエージェントの構築を支援します。


「Responses API」は、エージェントが自然で効果的なレスポンスを生成するための基盤となります。このAPIを通じて、エージェントはウェブ検索、ファイル検索、コンピュータの操作などの機能を活用し、異なるデータソースや機能を駆使して、複雑なタスクを迅速に処理することが可能になります。例えば、計算処理やファイル管理など、従来のAIツールでは扱いきれなかったタスクにも対応できるようになりました。


 「Agents SDK」は、同社が昨年リリースした実験的なSDKであるSwarmフレームワークを大幅に改善させたもので、開発者が複数のAIエージェントを効率的に作成、管理、統合できるようになります。エージェントのワークフローをオーケストレーションし、安全性を確保する機能も提供されます。


 OpenAIが導入した新しいAPIとSDKは、開発者にとって有用なツールとなり、エージェント開発の質とパフォーマンスを向上させるでしょう。

 

参照サイト

OpenAI


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