Microsoft、サイバーセキュリティAI「MAI-Cyber-1-Flash」発表 脆弱性診断を効率化
- 桜井 未来

- 11 時間前
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MDASHに搭載する小規模言語モデルを公開 CyberGymで高い性能を示し診断コストの削減も目指す
米Microsoftは現地時間7月27日、サイバーセキュリティ向けの小規模言語モデル(SLM)「MAI-Cyber-1-Flash」を発表した。同社初のサイバーセキュリティ特化AIモデルで、脆弱性の検出や分析、修復ワークフローを担う基盤「MDASH(Microsoft Detection and Security Harness)」に搭載する。
AIによる脆弱性の悪用に対抗する専用モデル
近年はAIによってソフトウェアの脆弱性の発見や悪用が容易になる一方、防御側には大規模なコードベースから脆弱性を迅速に発見し、分析・修正することが求められている。Microsoftはこうした課題に対応するため、サイバーセキュリティ分野に特化したMAI-Cyber-1-Flashを開発した。
MAI-Cyber-1-FlashとGPT-5.4を組み合わせ高性能と低コストを両立
MAI-Cyber-1-Flashは、MDASH内で一般的なタスクの最大90%を処理し、残る約10%の難易度が高いタスクのみ大規模モデル「GPT-5.4」が担当するマルチモデル構成を採用する。小規模モデルを中心に処理することで、高い診断性能を維持しながら、運用コストを約50%削減できるとしている。

Microsoftによると、MAI-Cyber-1-FlashとGPT-5.4を組み合わせたMDASHは、AIによる脆弱性診断能力を評価するベンチマーク「CyberGym」で95.95%を記録し、比較対象としたセキュリティAIシステム「Mythos」を12ポイント上回ったという。
MDASHのパブリックプレビューを開始予定
MDASHは、AIを活用した脆弱性の検出や分析、修復ワークフローを支援する基盤として提供される。Microsoftは今後、パブリックプレビューを開始する予定としている。
参照サイト
Microsoft AI
Introducing MAI-Cyber-1-Flash inside MDASH
Microsoft Official Microsoft Blog
Rethinking security for the age of AI https://blogs.microsoft.com/blog/2026/07/27/rethinking-security-for-the-age-of-ai/




