Kyash、「Kyash Card Virtual」への切り替えでVisaのタッチ決済に対応
- 桜井 未来
- 6月16日
- 読了時間: 2分

QUICPay+™は段階的に終了へ
6月12日、デジタルウォレットアプリを展開するKyashは、Visaのタッチ決済に対応した新たな「Kyash Card Virtual」への切り替え機能を正式にリリースしたと発表した。これにより、従来のQUICPay+™対応カードを利用していたユーザーは、アプリ上から新カードへの切り替えが可能になる。
タッチ決済時代へ加速
新たに提供される「Kyash Card Virtual」は、オンライン決済に加えてVisaのタッチ決済に対応。カードやスマートフォンを端末にかざすだけで支払いが完了し、より直感的でスピーディな決済が可能になる。ユーザーは、Kyashアプリ(iOS 11.1.0以上/Android 11.0.0以上)を最新バージョンにアップデートした後、アプリ内の「やることリスト」からKyash Card Virtualの発行手続きが可能。切り替えに伴い、カード番号は新しく発行されるため、各種サービスでのカード再登録が必要となる。旧カードでの決済は利用できなくなるが、残高は新カードに自動で引き継がれる。
QUICPay+™およびKyash Card Liteは段階的に終了へ
Kyashは、今回のカードアップデートにあわせて、以下の通りサービスの提供終了スケジュールを公表している。
QUICPay+™ 対応カードの利用終了日
2025年8月31日(日)18:00
Kyash Card Lite の利用終了日
2025年9月30日(火)18:00
これにより、Kyashが提供する全てのカードは、Visaブランドのタッチ決済対応カードへ一本化される形となる。
Fintechの進化は日々加速しており、Kyashの動きは日本市場におけるタッチ決済の普及を後押しする象徴的な一歩となりそうだ。特にモバイルユーザーを中心に、非接触型・即時型の決済手段が今後さらに定着していくだろう。
参照サイト
Kyash株式会社 お知らせ
新しいKyash Card Virtualへの切り替えでVisaのタッチ決済が使えるようになりました