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Apple、新AIアシスタント「Siri AI」を発表

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 19 時間前
  • 読了時間: 3分


Appleは、生成AIを活用した新しい音声アシスタント「Siri AI」を発表した。個人データや画面上の情報を理解し、アプリをまたいだ操作や複雑なタスクの実行に対応する。Apple Intelligenceの次世代機能として提供される。




Appleは6月9日(日本時間)、開発者向けイベント「WWDC26」で、新たなAIアシスタント「Siri AI」を発表した。従来のSiriを刷新し、Apple Intelligenceと統合することで、個人の利用状況や画面上の情報を理解しながら、より幅広い操作を実行できるようにした。


Siri AIの主な機能

Siri AIは、ユーザーのメールやメッセージ、カレンダー、写真などの情報を横断的に理解し、個人に合わせた支援を行う。

例えば、友人が送ってきた住所を探したり、過去のメールから必要な情報を抽出したりといった操作を音声だけで実行できる。また、画面に表示されている内容を理解し、その内容に応じたアクションを提案・実行する機能も備える。


アプリをまたぐ操作に対応

Siri AIは、複数のアプリを横断する操作にも対応する。

Appleが示した例では、写真の編集後に共有したり、経路案内を取得して到着予定時刻を送信したり、メールの作成から送信までを一連の流れとして実行できる。ユーザーは自然な言葉で指示するだけで、複数の手順をまとめて処理できる。


写真やメッセージなどのアプリから必要なものを見つけることができる

Apple Intelligenceとの統合

Siri AIはApple Intelligenceの中核機能として提供される。

Appleは、オンデバイス処理とクラウド処理を組み合わせながら、個人情報の保護を重視した設計を採用すると説明している。ユーザーのデータを活用しつつも、プライバシー保護を維持することを重視している。


プライベートクラウドコンピューティングを使用してデバイス上およびサーバ上で機能する次世代のApple Foundation Modelを活用とのこと
プライベートクラウドコンピューティングを使用してデバイス上およびサーバ上で機能する次世代のApple Foundation Modelを活用とのこと

提供時期と対応状況

Appleは、Siri AIをApple Intelligenceの次世代機能として提供する計画を明らかにした。開発者向けには関連機能の提供を開始しており、一般ユーザー向けには今後ベータ版が公開される予定としている。対応機種や提供地域については段階的に拡大される見込みだ。

日本向けの提供時期や利用条件については、現時点で詳細は公表されていない。


Siriを生成AI時代向けに再設計

今回の発表は、従来の音声アシスタントを生成AIベースの対話型アシスタントへ移行する取り組みと位置付けられる。単純な音声操作に加え、個人情報の理解やアプリ横断操作への対応によって、Siriは端末内の情報や機能を仲介する役割を強めることになる。AppleはApple Intelligenceを軸に、iPhoneやMacなどの利用体験全体へAI機能を組み込む方針を示した。



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